ママは歯科衛生士

ママは歯科衛生士

ようこそ。あなたの知らない歯の世界へ

【口臭対策にも】歯周病を改善する方法、こちらです。

 

 

こんにちは。歯科衛生士のナカタ コマチです。

 

 

あちこちで言われていることではありますが、日本人の8割の方は歯周病にかかっています。

 

 

8割というと10人中8人、5人中4人ですよ(…当たり前ですね ^^;)

 

 

つまり、歯周病でない方のほうが圧倒的に少ない、という現状です。

 

 

「わたしは大丈夫」と思うよりも「わたしも歯周病なんだ」と理解するほうが正しい理解だと思います。

 

 

でも、こんなに高い割合で歯周病の方が多いのにもかかわらず、「自分は大丈夫」と思っている方が本当に、本当に多いんです。

 

 

歯科医院に患者さんとして来院される方であっても、「歯周病がすすんじゃってますね…」と言うと、

 

 

「毎日ちゃんと歯みがきしているんだから、そんなはずはない!」と自信をもって答えられる方もいらっしゃいます。

 

 

ですが、残念ながら歯周病なのです。

 

 

この患者さんもそうでしたが、歯周病のもっともやっかいな特徴として、相当に悪くなるまで自覚症状がないという点があります。

 

 

今回はこのやっかいな歯周病について、その特徴恐ろしさ、加えて予防法や自宅で可能な改善方法について説明していきたいと思います。

 

スポンサーリンク 

 

 

 

 

歯周病の特徴

 

さきほどもお話ししたとおり、歯周病は虫歯と違い

  • 痛みがない
  • 歯に穴もあかない
  • 歯の色も変わらない

というように、自覚症状なく進んでいく病気です。

 

 

さらに進行のスピードはとてもゆっくりで、長い年月をかけてすすんでいきます。。

 

 

子どもの成長などもそうですが、毎日近くで見ているとその変化に気が付きにくいのに対し、久しぶりにあった親戚の子どもなどの変化ってすぐにわかりますよね。

 

 

歯周病の特徴のひとつとして「歯ぐきの退縮(歯ぐきが下がってくること)」があるのですが、これも毎日見ていると見逃してしまうほど、進行のスピードはゆっくりです。

 

 

歯周病とは

 

歯周病を簡単に、ひとことで言ってしまうと

「歯ぐきや、歯を支える骨におこる病気で、最終的には歯を失うことになるもの」と言うことができます。

 

 

歯を支えている骨が溶けることで、歯がグラグラになって抜けてしまうのです。

 

 

おじいちゃん、おばあちゃんが歯が抜けて入れ歯の方が多いのは「老化」ではありません。「歯周病」が原因なんですよ。

 

 

健康な歯

f:id:mama-eiseishi:20170815115753p:plain

 

矢印で示した部分は歯を支える骨です。歯槽骨(しそうこつ)といいます。

ここが、歯周病が進むことによって溶けてしまうのです。

 

 

歯周病が進んでグラグラになった歯

f:id:mama-eiseishi:20170815120008p:plain

 

さきほどの健康な状態よりも

  • 歯ぐきが退縮し(赤い腫れも見られますね)
  • 歯を支える骨(歯槽骨)が溶けてなくなっている

のが分かると思います。

 

キツ〜い口臭

 

歯周病の症状の代表的なもののひとつに「口臭」があります。

 

ニオイの種類としてよく使われるのは「腐った玉ねぎのようなニオイ」という言葉です。 わかるようなわからないような形容ですが、とてもイヤ〜なニオイであろうことは想像に難くありませんね。。

 

歯が抜けるという物理的な症状に加えて、キツイ口臭という副産物もついてくる歯周病は、なんとしても避けたい病気です。

 

 

 

歯周病の原因

 

歯周病は「歯周病菌」が歯と歯ぐきの間に住みつき、繁殖することで起こります。

 

 

この歯周病菌が住みつく歯と歯ぐきの間のことを歯周ポケットと言います。(CMなどでも聞いたことがありますよね?この言葉)

 

 

先ほどのイラストを使うと、汚れがたまった矢印の部分が歯周ポケットです。

 

f:id:mama-eiseishi:20170815121612p:plain

 

 

この歯周病菌は「嫌気性(けんきせい)」といって空気がないところを好む特徴があるんですが、まさに歯周ポケットは空気が少ない空間ですので絶好の繁殖場所になってしまうんです…。

 

 

歯周病の改善方法

 

ゆっくり、痛みもなく進行する歯周病ですから、日ごろから意識していないと「あれ? なんかおかしい気がする…」と気づいたときには、すでにかなり症状がすすんでしまっている状態になります。

 

 

この状態になってしまうと、定期的に歯科医院に通って、進行を食い止めるためのメンテナンスが必須です。

 

 

しかも、一度溶けてしまった骨(歯槽骨)はもうも元には戻りませんから、なんとか現状維持を続けていく、という消耗戦になります。

 

 

ですから、こうなる前に、少なくとも軽度なうちに日ごろから意識して行動していただきたいのです!

 

 

その行動も、ひとつひとつの手間というのは慣れてしまえば些細なものですから、これからお話しする道具や方法を使って、ぜひ歯周病を予防・改善してください。

 

 

歯周病用歯ブラシをつかう

 

以前、おすすめの歯ブラシの記事でも紹介しましたが、歯周病にはこのDENT EX システマが効果があります。

 

 

どのような理由で歯周病対策として優れているのかは以下の記事をご覧いただければと思いますが

【関連記事】【歯科衛生士が使ってる】おすすめの超王道歯ブラシ「タフト24」と「DENT EX システマ」です 

 

 

歯周ポケットをいかに掃除するか、キレイにするかがポイントになりますが、このDENT EX システマはポケットの清掃にかけてはピカイチの能力を発揮しますよ(^^)

 

 

 

歯間ブラシ+コンクールF

 

個人的に、このふたつは軽度の歯周病に対する最強の組み合わせだと思います。 

 

 

まず、歯周病になっていたり、口臭などにより歯周病の兆候がある場合には、歯ぐきが下がってきていることがほとんどのはずです。

 

 

そうするとフロスだけでは十分に歯と歯の間がキレイにできないんです。

 

 

そこで歯間ブラシが有効ですし、加えて殺菌効果がすばらしいコンクールFを併用することで、口臭などは明らかにすくなくなったことが自覚できるほど改善することができます。

 

 

具体的な使い方を写真を使ってご紹介しますね。

 

 

といっても、それほど特別なことをするわけではなく、以下のように歯間ブラシにコンクールFを1〜2滴たらして、いつもどおり歯の間を掃除するだけです☆

 

f:id:mama-eiseishi:20170815104819p:plain

 

これがコンクールFの緑の液体を歯間ブラシに垂らした状態です。

 

 

手順としては、

  1. いつも通り(コンクールFをつけず)歯間ブラシで掃除する
  2. フロス、歯みがきなどの一連のケアを行う
  3. 最後に、歯間ブラシにコンクールFをつけて、歯周病の気になる部分に塗るように挿入する

  

これは実際に患者さんにもおすすめしている方法で、とにかく歯周病に対する効果が抜群です!

 

 

コンクールFはマウスウォッシュなのですが、CMなどでおなじみのマウスウォッシュなどとはまったく違い、

 

  • 歯周病菌やムシ歯菌など口内の細菌を殺菌、増殖を抑制する効果が非常に高く
  • 歯周病や虫歯をしっかり予防するほか
  • アルコール特有の口の中でピリピリしない

 

といった、歯科医院でもおすすめしているとても優れた商品です。

(効果はAmazonの星の評価を見ていただくだけでも理解いただけると思います)

 

 

 

【歯間ブラシのおすすめはこちら】

まとめ

 

何度もくりかえしますが、歯周病は

  • 自覚症状がなく(ある場合はすでにかなり進んでしまっている)
  • キツイ口臭など、負の副産物をともない
  • 最終的には歯が抜ける

という恐ろしい病気です。

 

 

日本人の8割の人は罹患していて、おじいちゃん、おばあちゃんになると歯が抜ける方が多いのはほとんど歯周病が原因です。

 

 

老化で歯が抜けるのではありません。

 

 

歯周病で抜けているのです。

 

 

今日お話しした方法で毎日ケアすることで、歯周病は予防・改善することが可能ですのでぜひ実践していただきたいと思います。

 

 

こちらの記事もあわせてどうぞ

【衛生士おすすめ】ガム好きじゃなくても噛むべき歯にいいガムは「POs-Ca(ポスカ)」です

最高のフロスはこれ!歯科衛生士が使ってる超おすすめフロアフロス 

【2017年】歯科衛生士が電動歯ブラシに「ドルツ」をおすすめする理由を全力で語らせて。 

 

スポンサーリンク

 

【衛生士のカバンの中身】旅行用おすすめ歯みがきセットを紹介します

 

 

こんにちは。歯科衛生士のナカタ コマチです。

 

 

あなたは旅行の準備を事前にコツコツ始める派ですか? それとも直前になってバタバタと始める派ですか?

 

 

わたしは、直前になってバタバタと始める派です!! ^^;

 

 

いえ、毎回、事前にコツコツ始める派を目指してはいるのですが、衣類や整髪料、毎日服用している漢方薬など、旅行前日まで使う必要のあるものなどはどうしても直前まで普通どおりに使う関係で

 

 

旅行カバンに入れる準備をするのが、結局旅行の直前になってしまうんです。(言い訳です。)

 

 

ただそんなわたしですが、唯一、旅行の数日前には準備万端に整えられるものがあります。

 

 

それが今回ご紹介する「歯みがきセット」です。

 

 

ホテル備え付けの歯みがきセットは…

 

スポンサーリンク 

 

 

かつて(歯科衛生士になるための専門学校へ行く前)は、毎日の歯みがきも我流でほどほどにしかしていなかったわたしですが、

 

 

専門学校へ入り、歯の大切さや毎日のケアの重要性などを知るようになってからは、日々の歯みがきはもちろん、たとえ旅行中でも「いつもどおりのケアをしないと気持ちが悪い」という状態にまで、口腔ケアが習慣化しました。

 

 

けっきょく、何事も習慣化するまでが勝負なんだなぁ、なんて歯のケアひとつで人生の真理を感じたりしています。^^

 

 

ただ多くの方にとって歯みがきというのは、やらないで済むならやらないで済ませたいものの代表格ですよね。

 

 

当然、ホテルに備え付けの歯みがきセットがある場合にはソレを使えばいいやーってなるのも仕方がないことだと思います。

 

 

ですが! 

 

 

ここでぜひ一度、マイ歯みがきセットを用意することの大切さを理解していただきたいのです。

 

 

そもそもホテルで用意されている歯みがきセットは、残念ながら品質があまり良くありません…

 

 

正直、これで歯垢を落とそうとしたらいつもの何倍の時間がかかるだろう…と感じるものもあります。

 

 

たまーに、それなりにお高いホテルに泊まったりすることもあって、そこではご飯はもちろん、タオルや室内スリッパでさえ厳選された「良いモノ」が用意されていたりするんですが、

 

 

そんなホテルでも、なぜか歯みがきセットというのは、残念な質のものが多いです。

 

 

たしかに長期滞在でもない限り、ホテルや旅館に泊まるのは数日間であることがほとんどだと思うので、その間であれば「ただ磨ければいい」と考えるのも無理はないかなと思うのですが…それではいけません。

 

 

旅行中の歯は汚れがち

 

 

旅行といえば、やっぱり「美味しいもの」ですよね (^ ^)

 

 

普段は間食なんてほとんどしない方であっても、旅行中はその土地の美味しいものや名物などをちょこちょこと口に入れる機会が増えると思います。

 

 

それ自体はまったく問題なく、おいしいものは存分に楽しむべきだと思います☆

 

 

ただ、いつもより汚れた口は、その日のうちにリセットしていただきたいのです。

 

 

というのは、歯の汚れ(歯垢)というのは「細菌のかたまり」です。

 

 

多くの方が歯垢は「食べカス」だと勘違いされていますが、あれは食べカスなんかではなく、細菌のかたまりなのです。

 

 

口の中の細菌は、通常唾液の働きにより増殖が抑えられていますが、夜の睡眠中は唾液の分泌がグッとすくなくなることから、翌朝、目が覚めるころには増殖した細菌がウヨウヨしている状態になります。

 

 

起き抜けの口が臭ったり、ネバネバして不快なのは、まぎれもなくその細菌のせいなのです。

 

 

ただでさえ旅行中はいつもより汚れがちな口の中ですので、せめて歯みがきグッズは確かな品質のものを使って、心置きなくおいしいものを楽しんでいただきたいと思います。

 

 

確かな品質のもの、といいましたが、そんなに高価なものではありません

 

 

「高いもの」ではなく、歯科衛生士のわたしが実際に使っている「質のいいもの」をご紹介させていただきます。

 

 

歯科衛生士の旅行用歯みがきセット

 

 

地味ですが、まずはご覧ください。

 

f:id:mama-eiseishi:20170810220652j:plain

 

たったこのセットで、旅行中にどんなに甘いものを食べても虫歯の原因を残すことはまずありません

 

 

一つひとつ見ていきたいと思います。

 

 

歯ブラシ

 

まずは歯ブラシです。これはこのブログでも何度か紹介している、歯科関係者なら誰でも知っている王道中の王道「タフト24」です。

 

 

 

この写真では分かりやすいように外していますが、タフト24には専用キャップもありまして、旅行などの外出時にはキャップをつけるとより携帯がしやすくなります。

 

タフト24については、以下の記事でも熱く語っておりますのでご興味のある方はどうぞ。

関連記事:【歯科衛生士が使ってる】おすすめの超王道歯ブラシ「タフト24」と「DENT EX システマ」です

 

 

ワンタフトブラシ

 

まだまだ一般的にはそれほどメジャーではありませんが、一度使ってしまうとその歯のツルツル度に、二度と手放せなくなるワンタフトブラシです。

 

 

普通の歯ブラシでは磨き残しが出る部分をピンポイントで落とせるので、じつはワンタフトブラシを併用したほうが歯みがき全体にかかる時間は短くなる、という意外な魅力もあるグッズです。

 

関連記事:【歯ブラシより大事】絶対おすすめワンタフトブラシの選び方とその効果 

 

 

歯みがき粉

 

何を隠そう、この歯みがき粉は普段使いでももちろんすばらしいですが、旅行に持っていく際にも大活躍するので家族で愛用しています。

 

 

ブリアンという粉状の歯みがき粉で、虫歯菌を除去する成分が入っていながら、界面活性剤や研磨剤などの歯や身体に悪影響を与える可能性のある成分は一切入っていない、画期的な商品です。

 

 

はじめは子ども用に使っていたのですが、これを使いはじめて子どもの歯の状態が劇的に改善されたので、いまはわたしと夫も使っています (^^)

 

 

粉状で個包装されていますので、旅行に持っていくのにもうってつけです。

 

 

また、海外旅行でネックとなる「機内持込制限」にひっかからない点も、地味に便利です。

 

関連記事:歯科衛生士のわたしが子どもにブリアンを使っている理由|効果・使い方もプロ目線でレビューします

 

 

デンタルフロス 

 

フロスは、使い始めてもどうも長続きしない、という方が多いグッズでもありますが、それはこの「フロアフロス」を使ったことがないからだからだと思います。

 

 

384本のイタリー製繊維に、歯垢をごっそり絡めとられる経験をすれば、「もう一度」「もう一度」とクセになること請け合いの、素晴らしい商品です。

 

 

わたしは普段は大容量タイプを使っていますが、旅行用にはこちらの45m版を使っています。

 

 

関連記事:最高のフロスはこれ!歯科衛生士が使ってる超おすすめフロアフロス 

 

 

歯間ブラシ 

 

歳を重ねると、歯ぐきが下がって歯と歯の間にすき間ができるようになります。(これは生理現象ですから仕方のないことです。)

 

 

やっかいなのは、そのすき間に食べかすがはさまったまま一定時間が経過すると、あっという間に虫歯や歯周病の原因になるだけでなく、詰まった食べものが発するニオイのせいで、口臭の原因にもなることです。

 

30歳を過ぎた大人の方は、歯間ブラシは本当に必須アイテムですよ。

 

 

 

まとめます

 

いい習慣は、一度習慣化してしまえばその後の生涯、長きにわたってわたしたちの力になってくれます。

 

 

また歯の健康をはじめとする「口腔ケア」を正しく行うこと(習慣化すること)は、全身の健康に直結する、とても効果的な方法です。

 

 

先ほどもお話ししましたが、歯みがきグッズは、決して高価なものではありませんので、日々の生活で、また旅行中でも活用していただくことで、豊かになるあなたの人生を感じていただけるはずです。

 

 

歯がきれいになると、体中が元気になる」という感覚をぜひ感じていただきたいなぁと思い、記事にさせていただきました。(^^)

 

 

スポンサーリンク

 

【注目】ダイエット目的にガムを噛む方へ|衛生士オススメのガム

 

 

こんにちは。歯科衛生士のナカタ コマチです。

 

 

先日、虫歯の治療に来られた若い女性の話です。

 

 

その方はまだ十代後半と若く、手足もスラっと長い美しい女性でしたが、「虫歯になったみたいで…とにかく歯が痛いんです」と来院されました。

 

 

さっそく口の中を拝見すると…

一本だけでなく、数本の歯がまとめて虫歯になっていました。

 

 

さらに、虫歯にはなっていない歯にも歯垢や歯石がたまっていて、歯みがきのやり方がうまくない、といったようなテクニカルな問題ではなく

 

 

明らかになにか悪い習慣があって、それが口腔内の状態に悪影響を及ぼしているのが分かる状態でした。

 

 

そこで、コミュニケーションをとりながら原因と思われる習慣を特定していったところ、思いもかけない結果が判明したんです。

 

 

ガムを噛んでダイエット!?

 

スポンサーリンク

 

 

どうやらその女性は、ガムを噛むことでダイエットをしていたようなのです。しかも本気のダイエットです。

 

 

本気と言っても、もちろん「口に入れるものはガムだけ」といったような極端なダイエットではなくて、炭水化物を食べる量を減らしたり、夜は6時以降は胃に水分以外のものを入れない、などのいわゆるよくあるダイエットではあるんですが、

 

 

ひとつ特徴的な方法として、食事と食事の間にお腹がすくと、ガムを噛んで空腹を紛らわすという方法をとっていたのです。

 

 

どうやら、「ガムを15分噛むだけでもけっこうなカロリーを消費できるって聞いたから、小腹も満たせる上にカロリーも消費できて一石二鳥」ということで、小腹が空くたびにガム噛みダイエットを実行していたらしいのです。

 

 

たしかに、ガムを噛めばカロリーは消費できる

 

 

わたし自身はやったことはなかったのですが、たしかにその女性の言うとおり、ガムを噛むという行為は、普通にものを食べるときよりもよくアゴを使いますし、比較的カロリーも消費することは確かなようです。

 

 

痩せるメカニズムについては、1時間ノンシュガーガムを噛むと60kcalのエネルギー消費となったり、食前食後にノンシュガーガムを噛むことでガムを噛まない人よりエネルギーの消費が約5%上がると説明されています。

 

スポーツ選手も試合中によく噛んでいるガム。クチャクチャ噛んでいるのを見て悪い印象を受ける人も少なくないと思いますが、科学的には精神安定や集中力アップの効果をもたらすとか。

 

理論的には、毎日60kcalの消費をすれば1年間で約2.7kg減。また、60kcalを運動で消費するなら、普通の速さで歩いて20分弱(体重60kgの場合)。

 

ガムを噛むだけでそんなに消費できるなんて、あなどれません! さらに、小腹が減って何か口にしたい時は、ガムを噛めば空腹感がまぎれ余計な間食が減り、摂取カロリーの減少につながる、とのこと。

 

引用:https://microdiet.net/abroad/000070.html

 

 

加えて、アメやキャラメル、チョコレートなどに比べると、ガムはカロリーも低めですから、そういった意味でもダイエット時の頼りになる味方になるでしょう。

 

 

ですが、歯が痛くなって歯科医院に駆け込まれたこの女性は、ひとつ、大きなミスをしていました。

 

 

なにか分かりますか?

 

 

それは、噛んでいたガムの種類です。

 

 

その女性はコンビニやスーパーで買った「砂糖入りの甘いガム」を毎日何回も噛んでいたのです。 (それじゃ虫歯になっちゃうよ…)

 

 

砂糖入りのガムは虫歯へのゴールデンロード

 

 

虫歯は、次の3つが主な原因となります。

  1. 歯質
  2. 細菌(虫歯菌
  3.  

の3つです。

 

 

これに加え、「時間」と「環境」の要因が加わることで、虫歯になる可能性は確実に高まっていくんですが

 

 

そう考えると、

砂糖入りの甘いガム」ははもちろん、長時間噛むことで「時間」の要因も加わりますし、小腹が空くごとに噛んでいるということで口腔内の酸性化がすすみ「環境」面も悪い意味で口腔内を後押ししますから

 

 

はっきりいって、虫歯にならないほうがおかしい、といえるような状況だったということですね。。。

 

 

どんなガムならダイエットにいい?

 

 

 「咀嚼」という行為、アゴを使って「ものを噛む」という行為は、たしかにカロリーを比較的消費する行動です。

 

 

空腹を感じたとき、お菓子をつまんでしまうかわりにガムを噛む。

 

 

ダイエットの一環として取り入れるのは、うまくすればいい結果をもたらす可能性があると思います。

 

 

ですが、先ほども少しお話ししましたが「噛むガムの種類」は選ばなくてはいけません

 

 

簡単に言えば、砂糖入りのガムは絶対にダメです。

 

 

どんなガムがいいかというと、まず「砂糖不使用」は必須ですね。

 

 

それプラス、今はガムひとつとってもたくさんの種類がでていて、中には値段はそれなりにするかわりに、口腔環境をよくする成分が配合された高機能のガムがあるんですよ。

 

 

高機能ガムの中でも最強のはたらきが期待できて、わたしが個人的におすすめするのは

  • 砂糖不使用
  • 虫歯予防
  • 初期虫歯を治せる
  • おいしい

の4拍子がそろった「POs-Ca(ポスカ)」というガムです。

 

 

トクホ認定されているガム「POs-Ca(ポスカ)」

 

 

ガムがトクホ(特定保健用食品)に認定されていると聞くと驚かれる方も多いと思いますが、

 

 

「初期虫歯」と呼ばれる状態の歯を治してしまえるという効果で経済産業大臣賞も受賞している、有名なガムなんです。

 

 

もちろん砂糖は不使用で、キシリトールも配合されていますから虫歯予防にも効果的です。

 

 

※「POs-Ca」については、以下の記事でくわしく説明しています。

【衛生士おすすめ】ガム好きじゃなくても噛むべき歯にいいガムは「POs-Ca(ポスカ)」です 

 

 

ガムダイエットするなら、噛むガムは選んでくださいね

 

 

ということで、10代後半のひとりの女性の患者さんの虫歯の話から

 

 

「ガムダイエット」という行動、そしてどうせ噛むなら「POs-Ca 」で口腔環境ケアもいっしょにやってしまおう!という内容にまで話がふくらみました ^^;

 

 

知識がないというのはとても恐いことで、この患者さんもダイエットという観点からは「ガムを噛む」という行動は良い選択だったかもしれませんが

 

 

口腔環境という観点からは、砂糖入りの甘いガムを毎日何回も長時間噛むというのは、虫歯をていねいに育てているようなもので

 

 

絶望的におそろしいことです。(><)

 

 

わたしが知らなかっただけで、じつはこういう行動をしている方は世の中にとても多いのかもしれません。

 

 

もしあなたがそのうちのひとりであったなら、ぜひ今回ご紹介したガムを噛むなどで対応していただければと思います☆

 

 

ダイエットの手助けはもちろん、虫歯にならないだけでなく初期虫歯を治せ味も美味しいという、いいこと目白押しで望む結果が得られると思いますよ (^^)

 

 

スポンサーリンク

 

子どもにいっぱいおやつを与えるおじいちゃんおばあちゃんに困っている親御さんへ

 

 

こんにちは。歯科衛生士のナカタ コマチです。

 

 

歯科医院に子どもを連れてくるお母さんの声でたまに耳にするのが、 

 

 

ダンナさん側のお父さんお母さん(子どもにとっては「おじいちゃんおばあちゃん」)が子どもにおやつをいっぱい与えるのがとっても困る!という声です ^^;

 

 

「虫歯になっちゃう!」ということですね。 

 

 

最近の若いお母さんやお父さんって、歯の大切さを理解している方がけっこう多いんですよね。

 

 

ですので、自分の子どもへの虫歯予防にも意識が高かったりします。

 

 

でもそんなお母さんやお父さんの「親世代」は、正直、口腔ケアの重要性について無頓着な方が多い印象があります。

 

 

それでも自分の親であれば「虫歯になるからあんまりお菓子あげないで!」と言うこともできますが、ダンナさん側のお父さんお母さんだと、なかなかうまく言えなかったりして…困っちゃうんですよね。。

 

 

おじいちゃんおばあちゃんにとっては、かわいい孫がよろんでくれる楽しい時間ですから、「お菓子のひとつやふたついいじゃない」といった気持ちなのですが

 

 

親としては、子どもが欲しがるままに甘いものをあげてしまうと、やっぱり虫歯が気になっちゃったりします。(歯は一生モノですし)

 

 

ということで今回は、この「おじいちゃんおばあちゃんが子どもにおやつを与えすぎる問題」の解決方法についてお話ししたいと思います。

 

スポンサーリンク

 

 

まず知っておいてほしいこと

 

 

虫歯のない歯を保つために、必ず知っておいていただきたいことがあります。

 

 

それはこの2つの言葉の違いをしっかりと理解することです。

 

  • 甘いものを「一度にたくさん」食べること
  • 甘いものを「ダラダラと長時間」食べること

 

一見、この2つは同じようなことを言っているように聞こえるかも知れませんが、まったく違いますので注意が必要です。

 

 

以前こちらの記事でもくわしく説明しましたが

関連記事:ステファンカーブを知って虫歯にならない方法を実践しよう 

 

 

歯にとって一番良くないことは「甘いものをダラダラと食べて、再石灰化する時間がとれないこと」なのです。

 

 

口の中というのは、ものを食べると酸性に傾くことが知られていて、この酸性のもとでは、歯からはカルシウムをはじめとするミネラルが溶け出ているんです。

 

 

このミネラルが溶け出ている状態が初期虫歯で、放っておくと本格的な虫歯に進行します。

 

 

甘いものを食べてからの、口腔内の「pHの状態」と「時間」の関係を表したグラフは以下のとおりです。

 

f:id:mama-eiseishi:20170626215636p:plain

http://takenoyama-dc.jp/news/284/

 

 

食べてすぐに歯は酸性に傾きはじめますが、時間が経過するとふたたび中性にもどっていく様子がお分かりいただけると思います。

(このように歯が中性に戻っていくことを「再石灰化」といいます。)

 

 

このグラフでみるところの「紫で塗られた部分」が虫歯リスクの高い状態で、この状態をいかに少なくするかが、虫歯予防の最大のポイントなのです。

 

 

お菓子はいっぱい食べても虫歯にならない!?

 

 

つまり、極端な話、一度にたくさんのおやつを食べても、 歯が再石灰化できる時間をしっかりとっていれば、虫歯になるリスクはそれほど大きくはならないということなんです。

 

 

先ほどのグラフからも読み取れるとおり、歯が再石灰化するのに必要な時間は約1時間です。

 

 

ですから、

「甘いものは虫歯になるから食べちゃダメ」ではなく、おやつの時間をしっかり決めてその時間で楽しむのであれば、問題ありません。

 

 

むしろ近年では、こどもの精神的な安定や成長に「おやつの時間」はとても有効だということも言われるようになってきています。

 

 

このことから、おじいちゃんやおばあちゃんとおやつを食べてお話しする時間は、子どもにとっても楽しい時間だとおもいますから、あまり神経質になりすぎないことが大切かなと思います。

 

 

「ダラダラ食べ」だけはやめてください

 

 

おじいちゃんおばあちゃんとのおやつの時間は大切にしてください、とお話ししましたが

 

 

それでも気をつけなくてはいけないのが「ダラダラ食べ」です。

 

 

歯の再石灰化がおきる前に、継続して甘いものを食べてしまうと口の中はどうなるか。

 

 

以下のグラフをご覧ください。

 

f:id:mama-eiseishi:20170626215648p:plainhttp://takenoyama-dc.jp/news/284/

 

 

こういった形で、さきほど「良くない」とお話しした「紫に塗られた部分」ばっかりになっていることがわかりますね。 

 

 

つまり、ダラダラと長い時間に渡って甘いものを口にしていると、歯が再石灰化する時間がなくなり、

 

 

簡単に言えば、ミネラルの「溶けっぱなし」状態になってしまうということです。

 

 

これはもう虫歯への最短距離を全力疾走している状態に他なりません。ボルト顔負けのスピード感です。

 

 

「おじいちゃんおばあちゃんが子どもにお菓子をあげすぎる問題」の解決方法

 

 

ということで、ここまでみてきたように最も大切なポイントは「おやつの時間を決めてしまい、ダラダラと食べさせない」ということです。

 

 

これなら、ダンナさんのお父さんお母さんにもすいぶん伝えやすくなりますよね。

 

 

太りすぎとか、他にも病気の原因にもなったりするのでおやつはこの時間にだけあげてください

 

 

といった感じで伝えれば、きっとわかっていただけるのではないでしょうか。

 

 

孫が肥満になったり病気になったりするのを喜ぶおじいちゃんおばあちゃんはいないと思いますしね。

 

 

とっておきの方法

 

 

さいごに、わたしも実際に使っているとっておきの方法をお伝えしておきます。

 

 

それはおやつを食べて、もう終わり!の合図として「ガムを噛む」習慣をつけるということです。

  

 

ガムを噛むことで、唾液の分泌を増やすことができます。唾液には口の中の食べかすなどをキレイにしてくれる「洗浄効果」のほか「口臭予防効果」や「歯の再石灰化をたすける効果」もあります。

 

 

そしてもっとも大事なポイントは、

 

 

ただのガムではなく、本当に歯にいいガムを噛む

 

 

ということです。

 

 

わたしがおすすめしているのが、歯の再石灰化に着目して、このはたらきを科学的に生かした「POs-Ca(ポスカ)」というガムなんです。

 

 

このPOs-Ca(ポスカ)は初期虫歯を治すことができることで、特定保健用食品(いわゆる「トクホ」)にも認定されているすごいガムです。

 

 

さきほど、pHが下がるとカルシウムなどのミネラルがとけでてしまうという話をしましたが

 

 

POs-Caは、その溶け出たカルシウムを歯に直接補給することができるという、世界初の働きをするガムなんです。

 

 

お子さんの虫歯が心配なお母さんお父さんにとっては、甘いものを食べてダメージを受けた歯に対し、食後にこのガムを噛ませるだけで虫歯リスクを大幅に減らすことができる、とても心強いアイテムになります。

 

 

POs-Ca(ポスカ) がいかにすごいかについては以下の記事でもご紹介していますので、興味のある方はぜひご覧ください。

 

関連記事:歯科衛生士おすすめ【初期虫歯を治し、予防するガム】はPOs-Ca(ポスカ)です

 

 

まとめ

 

子どもにいっぱいおやつを与えるおじいちゃんおばあちゃんに困っている、というあなたへおすすめする方法をまとめると、以下のふたつです。

 

  1. おやつの時間を決める!(食べる量はそんなに神経質にならなくても大丈夫 (^^))
  2. 「おやつ時間は終わり」の合図としてPOs-Ca(ポスカ)を噛む習慣をつける

 

 

これを実践していただくだけで、虫歯予防には必ず大きな効果がありますし、

 

 

なにより、おじいちゃんおばあちゃんにイライラしてしまう事も少なくなります。

 

 

ぜひお試しください☆ 

 

 

歯科衛生士おすすめの歯科グッズはこちらにも。

【歯科衛生士が使ってる】おすすめの超王道歯ブラシ「タフト24」と「DENT EX システマ」です 

違いを感じるフロス|歯科衛生士が使ってる超おすすめフロアフロス 

 

スポンサーリンク

 

30歳を過ぎたら|おとな虫歯「根面う蝕」に気をつけて!

 

 

こんにちは。歯科衛生士のナカタ コマチです。

 

 

 一般的に虫歯というと、以下のイラストのように歯の表面が黒くなって穴があいて…という状態を想像する方がほとんどだと思います。

 

 

f:id:mama-eiseishi:20170720104010p:plain

 

 

もちろんこれがいわゆる「虫歯」の一般的な状態なのですが、成人になり、だいたい30歳を超えたあたりから増えてくる虫歯に「根面う蝕(こんめんうしょく)」というものがあります。

 

 

青年期といわれる20代くらいまでは少ない虫歯の状態であることから、最近では「おとな虫歯」なんて言われたりもします。

 

 

この「根面う蝕」、その存在があまり知られていないだけでなく、必ずしも歯みがきをしていれば予防できる、というものではない点で注意が必要なんです。

 

 

今回は、近年増えている、そして高齢化社会の進展に伴ってさらに身近な虫歯になるであろう「根面う蝕」の概要と、予防法についてお話ししたいとおもいます。

 

スポンサーリンク 

 

 

根面う蝕とは

 

 

「根面う蝕」とは、その文字からも想像がつくかもしれませんが、歯の根元の表面が虫歯になっている状態のことをいいます。(「う蝕」とは専門用語で、いわゆる「虫歯」のことをいいます。)

 

 

こんな状態ですね。

 

f:id:mama-eiseishi:20170720105026p:plain

http://www.butler.jp/fpaste/より

 

 

この「根面う蝕」の何がこわいのか、それは歯茎の下でむし歯がすすむことがあるので

  • 発見が遅れたり
  • 治療が難しい 

 という点があげられます。

 

 

自覚がなく進行することも多いので、気がついたときには虫歯がすすんでしまっていて、治療のためには神経を抜いたり、場合によっては抜歯しなくてはいけないケースもけっこうあるんです。

 

 

根面う蝕の原因 

 

根面う蝕になる原因として、もっとも代表的で気をつけるべきなのは「歯肉(歯ぐき)の退縮」です。

 

 

歯ぐきの退縮 

 

「歯ぐきの退縮」とは簡単に言えば、歯ぐきが下がってくることをいいます。

 

 

これには大きく3つの要因があって、

  • ひとつめは「加齢
  • ふたつめは「歯周病
  • そして最後の3つめは「ブラッシングのやりすぎ」です。

 

 

ひとつめの加齢による歯ぐきの退縮は自然な現象ですから、その退縮が病的でない限り、これを防ぐことに躍起になる必要はありません。

 

 

またふたつめの原因「歯周病」においては、歯ぐきが下がってくることは、いわば歯周病を示すサインですから、なんか様子がおかしいな(歯が長くなったように感じる、など)と感じたら、歯医者さんでみてもらってください。

 

 

歯周病を改善することがもっとも優先すべき対応です。

 

 

そしてさいごの「ブラッシングのやりすぎ」ですが、実はこれがなかなかのくせ者なんですよ。 

 

 

歯は磨けばいいってもんじゃない

 

 

歯の健康や口腔ケアに意識の高い人ほど陥りがちな罠に、歯の磨きすぎがあります。 オーバーブラッシングともいいます。

 

 

そもそも、歯の表面についた汚れ(歯垢)はゴシゴシと力を入れて磨かなくても落とせるものです。

 

 

にもかかわらず、「キレイにしたい!」という思いが強いとどうしても力が入ってしまうんですよね。。

 

 

加えて、ていねいに磨こうとするあまり、歯ぐきに対してもブラシを当てすぎてしまう方もとても多いです。これにより、歯ぐきが退縮してしまうんです。

 

 

一度下がってしまった歯ぐきは、残念ながら基本的にはもとに戻らないと考えてください。

 

 

歯みがきは毎日の習慣ですので、この歯ぐきの退縮にはぜひ気をつけていただきたいと思います。

 

 

以上が、歯ぐきが退縮してしまう主な3つの原因になります。 

 

 

根面う蝕の特徴

 

 

根面う蝕の話題に戻りますね。

 

 

根面う蝕は先ほどお話したとおり、おもに歯ぐきの退縮が原因で起こり、歯ぐきの下にできる虫歯です。

 

 

じつはこの「歯ぐきの下の歯」というのは溶けやすいんです。

 

 

以下の図をごらんください。

 

f:id:mama-eiseishi:20170722155010p:plain

 

歯の一番外側は「エナメル質」とよばれる、人間の体の中で一番硬いといわれる組織でできているのですが、

 

 

そのひとつ内側の「象牙質(ぞうげしつ)」はエナメル質に比べると弱いんです。

 

 

どう弱いのかというと、 より中性に近いpHで歯が溶けてしまう(これを脱灰といいます)ということなのです。

 

 

具体的には、エナメル質はpH5.5で脱灰が始まるのですが、象牙質はpH6〜6.7で歯が溶けはじめてしまいます。

 

 

pHは7が中性ですから、pH6.7なんてほとんど中性も同然です。つまり、なにかを口に入れるたびに溶けてしまうような状態といえます。

 

 

歯が溶けること(脱灰)は虫歯のはじまりです。

 

 

ここで先ほどの図をもう一度見ていただくと、

 

f:id:mama-eiseishi:20170722155010p:plain

 

「歯冠部」と書かれている歯の上の部分は厚いエナメル質に覆われていますが、歯ぐきのあたりはエナメル質がうすくなっていて、ほとんど象牙質がむき出しになっていることが分かると思います。

 

 

つまり、

歯ぐきの退縮がおこることで、象牙質がつねに口内にさらされることになり、ものを食べたり飲んだりするたびに歯が溶けることになってしまうということです。

 

 

根面う蝕の予防法 

 

 

根面う蝕を予防するために、家庭でできることもいくつかあります。

 

 

今回はおおきく2つの方法を紹介したいと思います。

 

 

歯ぐきが退縮するのを防ぐ 

 

これは歯をゴシゴシ磨きすぎないという基本をおさえた上で、正しい道具をつかっていただくことも大事です。

 

 

歯ブラシにはたくさんの種類がありますが、

  • ブラシがかたすぎたり
  • 山切りカットの歯ブラシ

 などは、絶対によくありません。

 

 

歯ブラシはこのタフト24で間違いありません。

 

 

歯科関係者であれば誰でも知っている優れた歯ブラシです。安く長持ちする点もみなさんにオススメできるポイントです。

S(ソフト)」か「MS(ミディアムソフト)」でやさしく磨いてあげてください。

 

関連記事:【歯科衛生士が使ってる】おすすめの超王道歯ブラシ「タフト24」と「DENT EX システマ」です 

 

 

歯の「耐酸性」を強化する

 

質のいい歯ブラシを使っていただくこととあわせて、歯の質自体を強くすることも大切です。

 

 

歯の質(耐酸性)の強化にはフッ素がもっとも有効です。

 

 

フッ素入りの歯みがき粉は、うがいができない小さなお子さん以外であれば、みなさんに使っていただきたい口腔ケア用品です。

 

関連記事:【決定】歯科衛生士おすすめ歯みがき粉はこの4つ|虫歯・歯周病・ホワイトニング・知覚過敏 - ママは歯科衛生士

 

 

まとめ

 

30歳をすぎてはじまる「歯ぐきの退縮」は、意識していないと強いブラッシングによる歯みがきなどで、どんどん悪化していきます。

 

 

すると、むき出しになった象牙質は簡単に虫歯になってしまいます。

 

 

ですが、そうやってできた「根面う蝕」の治療は簡単ではありません。

 

 

まずは「根面う蝕」という虫歯の存在を知っていただき、今回ご紹介した方法で未然に防いだり、ていねいにケアしていただければと思います。

 

 

歯科衛生士おすすめの歯科グッズあります

【衛生士おすすめ】ガム好きじゃなくても噛むべき歯にいいガムは「POs-Ca(ポスカ)」です 

違いを感じるフロス|歯科衛生士が使ってる超おすすめフロアフロス 

 

スポンサーリンク

 

【ダイエットだけじゃない】世界で広がる「砂糖税」は虫歯予防にも効果あり

 

 

こんにちは。歯科衛生士のナカタ コマチです。

 

 

先日ニュースを見ていたら、タイで、砂糖を多く含む飲み物に税をかけるいわゆる「砂糖税」の導入を9月の税改正で決定するという報道を目にしました。

 

 

あなたは「砂糖税」という言葉を聞いたことがありますか?

 

 

この「砂糖税」、日本ではまだ聞き馴染みがないかもしれませんが、じつは多くの欧米諸国ではすでに導入されていたり、導入が予定されていたりするんです。

 

 

イギリスでも、来年2018年には導入されることが決まっています。

 

 

これらの国で砂糖税が導入される一番の目的は「肥満防止」だということなのですが、歯科衛生士的には「虫歯予防」をはじめとした「口腔環境の改善」ひいては「全身疾患」への効果も高いはずだと注目しています。

 

 

今回は、あらためて白砂糖の「歯を含む身体全体」と「メンタル」への悪影響に加え、

 

 

それでも甘いものをたべたい!という方へのおすすめのお菓子を紹介したいとおもいます。

  

 

スポンサーリンク

 

 

白砂糖の害

 

 

このブログでも何度かお伝えしていますが、砂糖とくに「精製された白砂糖」は身体への悪影響が明らかなんです。

 

 

砂糖というと、その名前からイメージできるとおり主に「サトウキビ」を原料としているんだから、それほど身体に悪いものでもないんじゃないのかな?とお感じになるかもしれませんが、それは誤解です。

 

 

砂糖の原料となる植物(ここでは代表的なサトウキビを例とします)には、そもそもはビタミンやミネラルなどが含まれているのですが、

 

 

それらのビタミンやミネラルは科学的に精製される過程でほぼ失われ、わたしたちにおなじみの「白砂糖」となった段階では、すでに自然界には存在しない不自然な化学物質となってしまっているんです。

 

 

その結果、白砂糖はわたしたちの身体だけでなく、メンタルにも深刻な悪影響を及ぼします。

 

 

イギリスのジョン・ワトキンス博士は、

「この世から白砂糖をなくしたら精神病はすべてなくなる」

と断言しているほどです。

 

 

このことに対する対策は以下の記事でこまかく説明していますので、興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。

関連記事:砂糖を「キビ糖」「てんさい糖」に替えて、イライラや不安などメンタル不調を改善する 

 

 

砂糖は虫歯の大好物

 

 

わたしは歯科衛生士なので、どうしても虫歯をはじめとする口腔環境のケアに目がいってしまうのですが ^^;

 

 

砂糖は、本当に、虫歯の元凶といえます。

 

 

その理由を一言でいえば、「虫歯をつくる原因菌は砂糖が大好きだから」という事実に尽きます。(まあ、砂糖は人間も大好きですが…)

 

 

さらに砂糖がやっかいなのは、麻薬並みともいわれる依存性があることです。

 

 

この依存性のせいで、一度砂糖の味を覚えてしまうと、それを求め続けるようになってしまうんですね。

 

 

とくに、「甘いものを食べたい!」という自分の欲望をコントロールすることがむずかしい子どもなどは、いくら「体に良くないから」と言ってもなかなか理解できるものではありませんよね。。

 

 

わたしは職業柄、砂糖の害についてはすこし詳しく知っていたこともあり、自分の子どもには可能な限り、砂糖たっぷりのお菓子は食べさせないようにしているのですが

 

 

お友だちが食べていたりすると、どうしても自分も食べたくなってしまうんですよね。

 

 

自分の子どもの頃を思い出してみても、これは仕方のないことだとおもいます。

 

 

ですので、多くの国で「砂糖税」が導入されることにより、企業やメーカーが食べものに含む砂糖の量を少なくすることは、さまざまないい結果をもたらすんじゃないかなぁ、と考えているんです。

(もちろん、税がかかって価格が高くなっても買う人はいると思いますが…)

 

 

それでも甘いものが食べたいあなたへ

 

 

とはいえ、これまで甘いもので「明日への活力」や「ストレス解消」を図っていた方にとっては、そう簡単に甘いものを止めることなんてできませんよね。

 

 

そんなあなたに、歯科衛生士目線で自信をもっておすすめできるお菓子があります。

 

 

それは、甘いものの原料として砂糖を使っていないお菓子です。

 

 

具体的には甘味料として100パーセント、キシリトールを使用しているお菓子になります。

 

 

以下の記事でも紹介したのですが、(価格はそれなりにしますが)本当におすすめですので、あらためてご紹介します。

関連記事:おいしいのに絶対虫歯にならないお菓子を紹介します。

 

 

【チョコレート】

【グミ】

【キャンディー】

さいごに

 

 

砂糖の身体・メンタル両面への害が知られるようになってきたことで、世界で「砂糖税」の導入が広がっています。

 

 

日本でも、厚生労働省の有識者会議「保険医療2035策定懇談会」のなかで砂糖税の導入が提案されたりもしているんです。

 

 

いまや砂糖は「タバコ」「アルコール」と同様、健康リスクを損なうものとして認識されはじめたということだと思います。

 

 

可能な範囲で砂糖の摂取を減らし、どうしても必要な場合は「てんさい糖」や「きび糖」で代用したり、甘味料を「キシリトール」でつくったお菓子を食べるよう意識するなどして、ご自分やご家族の健康を守っていただければと思います (^^)

 

スポンサーリンク 

 

わたしの大切な一冊「結婚のずっと前」レビュー

 

 

こんにちは。歯科衛生士のナカタ コマチです。

 

 

誰にでも、「この一冊!」といえる、自分にとってかけがえのない、ずっと大切にしたい本があるのではないでしょうか。

 

 

それは必ずしも、みんなが名作だと声をそろえるベストセラーである必要はないし、また、他の誰かにとっては ”なんてことのない本” だったりもします。

 

 

でも、じぶんにとっては大切な一冊。

 

 

今回のご紹介する「結婚のずっと前」は、わたしにとってそんな一冊です。

 

 

出会い

 

 

そもそもは、

「英語の勉強にもなるけど、それだけじゃない」

「勉強に、と思って読んだら書いてある内容に感情移入してしまい、涙が止まらなかった」

「笑い、ときどき、涙のち元気」

「英語を学ぼうと読んだ本で、人生が豊かになるなんて思いもしなかった」

 

と話題になっていたこちらの本「犬も歩けば英語にあたる

 

 

を読んで感動し、この作者の他の本も読んでみたい!と思って読んだことがきっかけでした。

 

 

著者は「坂之上 洋子」さん

 

 

「犬も歩けば英語にあたる」そして今回ご紹介する「結婚のずっと前」の著者は坂之上 洋子さんです。

 

 

親しみを込めて「よーこさん」と呼ばれている坂之上さんは、シカゴ、ニューヨーク、北京、東京に住んだ経験があり、

 

 

あの「Newsweek」の、「世界が認めた日本女性100人」の一人にも選出されているほどのキャリアをもった女性なのですが、そんなことを感じさせない(失礼! ^^;)ほど

 

 

飾らない人柄が文章からまっすぐ伝わってくる、とても魅力的な女性です。

 

 

結婚のずっと前

 

 

「結婚のずっと前」はそんな国際派の坂之上さんが 

 

「国や文化が違うひとたちでも『結婚について悩んでいること』が案外同じであるときがつき、そんなふうに誰もが悩む普遍的で、でも意外に知らないことや、知っておくといいだろうなぁと思ったこと」

 

を一冊にまとめた本です。

 

 

と、この本が生まれた経緯は上記のとおりなのですが、じっさいに読むと「結婚」というキーワードにとどまらず人生を豊かに生きていくための考え方や感じ方のヒントがたっぷり詰まった一冊であることがわかります。

 

 

『「結婚のずっと前」以前』と『「結婚のずっと前」以降』

 

 

わたしにとって世界は、

  • 「結婚のずっと前」を読む前の世界
  • 「結婚のずっと前」を読んだあとの世界 

できれいに分けることができます。

 

 

これは、たとえば同じ出来事を経験したとしても、「結婚のずっと前を読む前のわたし」と「結婚のずっと前を読んだあとのわたし」ではその出来事の受け取り方がぜんぜん違ってくる、ということです。

 

 

たとえばこんな文章があります。

 

何か言われてカチンとくるのは、それが自分の弱い部分だから

 

弱い部分は

固く強くするんじゃなくて

やわらかくしよう

 

やわらかければ

あたっても痛くないでしょ?

 

 

ある出来事があったとして、これまでの自分であれば「カチン」ときて相手にその感情をぶつけてしまっていたであろうことでも

 

 

「あぁ、カチンとくるってことは、(無意識的に)自分でも気にしてた部分ってことなんだな…」

 

「図星ってことだから、そこを固く防御するんじゃなくて、一度じぶんで認めて、やわらかくしていこう」

 

 

なんていうふうに、一呼吸おいて、角度を変えて自分を観察できるようになりました。

 

 

また、

 

ゆるしたことは

忘れてしまうのに

 

ゆるせなかったことは

いつまでも

心に残って

時々刺さるように

じくじくと痛む

 

ゆるそう

 

弱い相手も

弱い自分も

 

 

という文章からは、

 

 

許すという行為は、相手のためだけじゃなく、というよりもむしろ自分のためである

 

 

ということを学びました。 

 

 

許さずにいることで、自分自身が延々とその人に縛られ続けてしまうというジレンマを解き放つことができる、非常に実用的な考え方だなと、目から鱗が落ちたことを覚えています。

 

 

男と女について

 

 

人生全般についてはもちろん、「結婚のずっと前」というタイトルからもイメージできるとおり、男女のあり方についてもとても深い洞察を与えてくれます。

 

 

たとえばこの文章

 

いい男は 肩書におんぶしていない

ポジティブでものおじせず 常識にとらわれず

でも礼儀正しい

 

いい女は 色気とか可愛気にたよっていない

ポジティブでものおじせず 常識にとらわれず

でも礼儀正しい

 

 

女性目線で男性を見たときに感じる「いい男」の定義をズバッと言い当てていてびっくりしたのと同時に、

 

 

女性として、「こうありたい」と思える「いい女像」を定義してくれたおかげで、わたし自身の日々の行動の指針とすることができています。

 

 

個人的には、「ものおじせず」の一文にグサッときたことを覚えています。

 

 

堂々とすることに遠慮を感じたり、「謙遜すること」が基本姿勢となっていた自分に、

 

 

そうじゃないんじゃない?

 

 

と、カツをいれてもらった気がします。

 

 

おわりに 

 

 

こんなふうに、「結婚のずっと前」というタイトルからイメージする内容を、はるかに上回る本だと思います。

 

 

今回ご紹介した内容は、この本のごくごく一部で、もっともっと紹介したい文章があるのですが

 

 

その文章を「どう解釈するか」も含めての読書体験だとおもいますので、さいごにもう一つだけご紹介して終わりにしたいとおもいます。

 

自分が間違っていたと気がついた時に、

素直にあやまることができる男は強い

 

相手が間違っていると思ったときでも、

笑って許してあげられる女は強い 

 

 

こうあってほしいし、こうありたいと思っています。

 

 

 本業は歯科衛生士やってます(^^)

 

【歯科衛生士が使ってる】おすすめの超王道歯ブラシ「タフト24」と「DENT EX システマ」です

【衛生士おすすめ】ガム好きじゃなくても噛むべき歯にいいガムは「POs-Ca(ポスカ)」です 

違いを感じるフロス|歯科衛生士が使ってる超おすすめフロアフロス - ママは歯科衛生士

 

スポンサーリンク