ママは歯科衛生士

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ママは歯科衛生士

ようこそ。あなたの知らない歯の世界へ

ラオスの子どものにおい。

 

旅がすきです。

 

「旅行」と「旅」のちがいって知ってますか?

わたしも知らないのですが(知らないんかい)、なんとなく違いますよね。「旅行」っていうと、観光とか、バケーション的なイメージがありますが、「旅」は、なんていうか、ジャーニー的な、決まった目的がなく移動するときにしっくりくる言葉だと思います。

 

この夏、ラオスに家族で旅に行ってきました。

訪れたのはルアンパバーンという都市で、日本で言うと京都と軽井沢と鎌倉を足して3で割らないほど魅力のある、すばらしい街でした。

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ルアンパバーン街全体が世界遺産に登録されているだけあって、寺院や遺跡、メコン川に滝や丘からの絶景など、たくさんの見どころがあります。

 

滞在中は、目に入るものすべてに感動し、1日中歩きまわって過ごしていました。

 

でも、そんな夢のような旅からかえってきたいま思い出すものはといえば、美しい景色でも建物でもなく、旅の途中に一瞬出会ったラオス地元の小学生たちのことだったりします。

 

やんちゃな彼らは、他人の家の台所の小窓に外から顔をつっこみ、のぞき見しながら「キャッキャ、キャッキャ」と楽しそうです。で、急に小窓から中に向かって「Wah!」とか「uuuhhh~!」とか声を上げて、いたづらを始めました。

 

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すると、

家の人も慣れっこなのでしょう。しばらくしたあと、その小窓から外の子どもたちに向かってホースの水が勢いよく飛び出してきました。

「こらぁ〜〜、またおまえらかぁぁ!」みたいな声とともに。(じっさいはラオス語なのでわかりませんが^^)

 

「きゃあ〜〜〜〜!!!」

こちらも慣れっこなのでしょう。子どもたちは顔を濡らしながら、たのしそうに走って逃げてきます。

 

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そしてカメラを向けるわたしを見つけると、うれしそうに近寄ってきてこの表情。

↓ ↓ ↓

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そして撮った写真を「みせてみせて」とみんながカメラをのぞき込んでくるのですが、そのときに触れ合った少年たちのにおいって、ふだん日本でおぼえのあるいわゆる「子ども特有の匂い」なんですよね。

まったく同じにおいがするんです。

太陽みたいな、あのにおい

 

いえ、ただそれだけの話なんですけどね。

でも、日本でもラオスでもきっと世界中でも、こどもは同じにおいで「キャッキャ、キャッキャ」言って走り回ってるんだなあなんて思うと、よくわからないですがなんか幸せな気持ちになるんですよね。。。

 

そして帰国してもうしばらく経ちますが、ラオスの旅で今でも思い出すのは、そんな彼らのにおいのことだったりするんです

 

きっと旅で得るものは、観光名所とか建築物なんかじゃなくて、なにげない日常、一瞬のできごとや表情だったりするんじゃないでしょうか。

そしてそういう瞬間に出会うチャンスが多いのは、やっぱり「旅行」よりも「旅」のほうのような気がするから、どうしようもなく、わたしは旅がすきなのかもしれません。