ママは歯科衛生士

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ようこそ。あなたの知らない歯の世界へ

【子どもの歯ぎしり】原因と対策をくわしく説明します

 

 

こんにちは。歯科衛生士のナカタ コマチです。

 

 

最近、ママたちの間で「子どもの歯ぎしりがすごくて心配」という声をよく耳にします。我が家のふたりの子どもも、夜、やっぱり歯ぎしりしています。

 

 

歯ぎしりというと、ストレスを抱えた大人がするイメージがあるかと思うのですが、じっさいは子どももよく歯ぎしりするんですよ。で、その音も「ギリリリ…」と大人顔負けの大きさだったりします>< 

 

 

歯に悪い影響はないか…

なにかストレスを抱えてるんじゃないか……と心配ですよね。。

  

 

そこで今回は、子どもの歯ぎしりについて書いてみることにします。

 

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 歯ぎしりのタイプ

歯ぎしりには、おおきく分けて以下の3つのタイプがあります。

 

グラインディング

歯を噛み合わせた状態で、左右にギリギリギリ…とこすり合わせるタイプの歯ぎしり。

 

 

クレンチング 

上下の歯を、強くグーッと噛みしめてくいしばるタイプの歯ぎしり。

 

 

タッピング

上下の歯を、カチカチ カチカチと噛み合わせるタイプの歯ぎしり。(タップさせているということでタッピングと言うんですね)

 

 

 

歯ぎしりの種類は以上の3種類ですが、この種類によって原因や対処方法がちがうということはありません。なので、すべてのタイプの歯ぎしりはこれからお話しする原因や予防法があてはまりますので参考にしてください。

 

 

歯ぎしりの原因

ほとんどがこの2つが原因です。順番に見ていきましょう。

ストレス

日常の中でストレスを感じているのは、大人だけじゃありません。子どもも同じです。

 

 

たとえば昼にイヤなことがあったりすごく緊張したりした日は夜眠りが浅くなって歯ぎしりをすることがあります。また、風邪をひいていたり成長痛で足が痛いなど、体調が悪い日にも歯ぎしりが増えたりします。

 

歯並びのわるさ

じつは、子どもの歯ぎしりの原因で一番多いのは、この「歯並びのわるさ」です。

 

 

そもそも歯並びがカンペキな人はほとんどいません。そこで人は歯ぎしりによって歯並びの悪さによる不具合を調整しているのです。

 

 

とくに歯が数本生えてきた赤ちゃんや乳歯がはえそろう2歳ごろの子ども、大人の歯に生え変わる時期の子どもなど、この時期の子どもは歯ぎしりが増えるものなのです。

 

 

逆に言うと、この場合の歯ぎしりはほとんど問題ないということができます。なぜなら「無意識のうちに歯のかみ合わせを調整しているだけ」だからです。

 

 

もうお分かりかもしれませんが、

以上の2つの原因による子どもの歯ぎしりは、大きな問題はないことがほとんどです。ストレスも歯の生え変わりも、成長段階におこる一時的なものなので安心してくださいね。基本的には、歯ぎしりは成長とともになくなっていくとお考えください。

 

治療が必要な歯ぎしりとは

ほとんどの場合、子どもの歯ぎしりは問題ないとお話ししましたが、やっぱりまれに治療が必要なものもあります。

 

たとえば、歯ぎしりによって「歯がすごくすり減ってきた」「あごに痛みがある」「とにかく音がすごい」などです。これらの症状があって気になる場合は、歯医者さんへ相談に行ってみてください。顎関節症の可能性があります。 

 

【顎関節症(がくかんせつしょう)】

歯ぎしりは、あごの筋肉が緊張してあごの関節に大きな負担をかけます。このため、ひどくなると口を開けられなくなったり、食べものが噛めなくなたりすることがあります。これを顎関節症といいます。

 

 

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では次に歯ぎしり予防の方法について少しお話させていただきますね。

 

 歯ぎしりを予防するには

 

ストレスを和らげる

子どもでも、やっぱり昼間いろいろな刺激を受けていますからストレスってあるんですよね。本人は意識していないと思いますが。

 

 

なので夜はなるべくリラックスできるように、わが家では「自律神経を整える」リラックス系の音楽をかけて眠ったり、アロマオイルを使ったりしています。(これは、ママにもとてもオススメです^^) 

 

 

よく噛んで食べる

 現代人は昔の人に比べて固いものを食べないので、あごが小さく、歯並びが悪くなりがちです。

 

 

歯ぎしりの原因として、歯並びの悪さをあげましたが、日ごろからよく噛んでものを食べることであごはしっかり成長しますから、よく噛む食事をさせることを意識していただきたいと思います。(ちなみにわが家ではしばしば、子どものおやつに「あたりめ」を提供しております…)

 

 

正しい姿勢

 姿勢のわるさは首の周りの筋肉を緊張させます。じつはこの筋肉の緊張によって、あごの関節の動きも悪くなってしまうんです。これも歯ぎしりの原因のひとつになります。

 

 

歯ぎしりの治療方法

さきほどもお話ししたとおり、基本的に子どもの歯ぎしりは大きな問題はないことがほとんどですが、程度によっては歯科医院で治療が必要だといわれることもあります。どんな治療があるのか、おもな2つを紹介しますね。

 

 

マウスピース

歯の型をとって、その人専用のものを作ります。型をとってからだいたい1週間ぐらいでできあがります。費用は 5,000円ぐらいです。

 

いい先生とそうでない先生の対応の違いを知っておこう

マウスピースも、歯の一部に負担がかかってしまっては逆効果ですので、じっさいにできあがったマウスピースのかみ合わせをどの程度チェックしてくれるかどうかは、先生を見分ける大事なポイントです。

 

見分けるポイントとしては、かみ合わせをチェックする際に歯ぎしりが気になる部分のかみ合わせだけを見るのではなく、 すべての歯にまんべんなく力が加わるかみ合わせに調整をしてくれるかどうかという点があります。そういう先生はいい先生だと判断していいと思います。

 

また、このマウスピースは毎晩使うものなので、しだいに汚れとにおいが気になってきます。毎朝水と歯ブラシで洗って、ときどきは入れ歯洗浄剤などをつかって洗うと清潔に、長持ちさせることができますよ。

 

 

矯正治療 

これは歯並びを根本的に治療する方法です。大がかりな治療になりますので、ほとんどの一時的な歯ぎしりであれば必要ないと思います。

 

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さいごに 

 

歯ぎしりの原因となるストレスですが、「ストレス対策には運動が効く」という研究結果があります。 

1.運動するとストレスも減り

2.筋肉もアップすることで姿勢も良くなり

3.そのうえ動いてお腹がすけば、ごはんもしっかり食べられます(よく噛んでね〜)

 

こう考えると、子どもの歯ぎしりには「外遊びが一番」なんじゃないかと思ったりします (^^)

 

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