ママは歯科衛生士

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ママは歯科衛生士

ようこそ。あなたの知らない歯の世界へ

妊婦さんと授乳中のママの「歯科治療 Q&A」

 

 

こんにちは。歯科衛生士のナカタ コマチです。

 

 

妊娠中はいろんなことが気になりますよね。

元気な赤ちゃんが産まれるまで、ママはホントにたくさんの事に気を使ってしまって、ちょっと疲れちゃったりしてないでしょうか?

 

 

今日はそんな妊婦さんや授乳中のママの気がかりのひとつでもある、この時期の歯科治療について Q&A 形式でお伝えしていきたいとおもいます。

 

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Q. 妊娠中に歯の治療はできるの?

A. はい、できます。

 

いわゆる安定期と呼ばれる妊娠5ヶ月〜7ヶ月の時期なら、どの治療もほとんど問題なく受けることができます。

妊娠初期は流産の危険性、後期は早産の危険性があります。もしこの時期に歯にトラブルがある場合は、とりあえずの応急処置を行っておくことが多いです。

 

 

Q. レントゲンを撮りたくないんだけど、断れるの?

A. はい、断れます。

 

そもそも、歯科用のレントゲンは撮影したい歯のあたりにしかX線は当たりません。さらに防護エプロンをつければ、赤ちゃんにはまったく影響はないんですよ。

歯科医院では、基本的には小さなデジタル写真を撮りますが、必要に応じてすべての歯を撮影するパノラマ写真を撮ることもあります。それも赤ちゃんには影響ありません。 

 

同じように、授乳中の方にも母乳への影響はまったくありません

 

でも、やっぱり、どうしても心配という方

X線の線量を少なくすることもできますし、もちろん、レントゲン自体を断ることもできます。

歯の状態を診断するために必要だから撮るわけですので、歯の治療の点からは撮ることが望ましいのですが、断る権利を患者さんは持っていますので、理由を言って断ってみてください。

無理強いする先生はいないとおもいます。

 

 

Q. 歯の治療で麻酔しても大丈夫なの?

A. はい、基本的には大丈夫です。

 

まず、妊婦さんについては、お腹の赤ちゃんにはまったく影響ありません。むしろ、強い痛みをガマンすることのほうがストレスになり、危険です。

 

 

つぎに授乳中のママについてですが、こちらも基本的に麻酔をしても大丈夫です。

ただ、麻酔後2時間をピークに、麻酔の成分がわずかに母乳に移行します。ですので、麻酔を受けるときはあらかじめ搾乳しておき、麻酔後の1回分は事前に搾乳しておいたものを飲ませるとよりいっそう安心です^^

 

 

Q. 飲み薬は飲んで大丈夫なの?

A. 問題ありません。ただし抗生物質には注意が必要です。

 

妊娠中・授乳中と伝えていただければ、その時期でも安全な薬しか出されませんので心配はいりません。

 

なお、服用後2時間をピークに、くすりの成分がわずかに母乳に移行します。ですので、薬を飲むときはあらかじめ搾乳しておき、服用後の1回分は事前に搾乳しておいたものを飲ませるとより安心です。

 

抗生物質

妊娠中のママが服用すると、赤ちゃんに障害が出ることがあります。(服用したからと言って服用したからと言って、必ず障害が出るわけではありません。)

 

  • アミノグリコシド系・・・聴覚障害
  • テトラサイクリン系・・・肝機能障害
  • ニューキノロン系・・・・骨格障害

 

妊娠初期は体のさまざまな器官がつくられる時期ですので、抗生物質は基本的に服用しないようにしてください。 

 

 

例外の抗生物質 

例外として、妊娠中や授乳中でも安心して服用できる抗生物質もあります。

  • 「B−ラクタム系」
  • 「マクロライド系」

の抗生物質です。(具体的にはペニシリンやセファロスポリンなどがあります。)

これらの抗生物質は短期間であれば、赤ちゃんに影響はありません

 

歯科の場合は、抜歯後や歯ぐきや歯の中に膿がたまってしまったときに、これらの抗生物質が処方される場合があります。服用は長くても1週間程度です。短期間ですので、膿を悪化させないようキチンと服用してくださいね。(ちなみに、妊婦さんがよくなる「膀胱炎」にもこれらの抗生物質が使われています。)

 

【参考に…】

妊娠中や授乳中によく使用される抗生物質の商品名には「フロモックス」「ジスロマック」などがあります。

 

 

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Q. あお向けに寝て治療を受けるのがつらいのですが…

A. 遠慮なく、先生に伝えてください。

 

妊娠中期をすぎると、だんだんお腹が重くなってきて、あお向けで寝るのが辛くなりますよね><

 

そんなときも、ガマンせずに言ってくださいね。できる限り身体を起こした状態での治療が可能です。

 

 

まとめ

以上、妊娠中のママと授乳中のママが歯科治療を受ける上で気がかりな点についてまとめてみました。

 

 

妊娠中はホルモンの関係で歯ぐきが腫れたり、授乳中も忙しくて歯を磨く時間がゆっくりととれなくてトラブルが起こりやすくなります。(親知らずも、そんなときに限って痛くなったりしちゃうんですよねぇぇぇ。)

 

 

ですので、これから妊娠を希望されている方は、日頃から歯のメンテナンスをしておいて、妊娠中のトラブルをできるだけ避けるように意識していてだければとおもいます。なるべくなら、薬を飲んだりレントゲンをとったりしたくないですもんね。

 

 

そこでぜひ、

妊婦歯科検診の時期が来たら、体の調子が良い方は受診されることをオススメします。赤ちゃんが産まれるとなかなか自分のための時間がとれなくなってしまいますので…。

 

最後に大事なことを

妊娠している方は、かならず先生に伝えてください。まだはっきりとしない場合も、その旨を伝えてくださいね。

 

 

それから、完全母乳で赤ちゃんを育てているママは(わたしもそうでしたが…)できれば、哺乳びんが使えるとこころ強いですよ!

 

 

なにかあって預けたいときや、くすりを服用せざるを得ないときなどにとてもとても助かります^^

 

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www.mama-eiseishi.com

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