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ようこそ。あなたの知らない歯の世界へ

朝の歯磨き「朝食後」にしていませんか? 正解は「起きてすぐ」!

【更新:2017年3月11日】

 

 

こんにちは。歯科衛生士のナカタ コマチです。

 

 

 

あなたは朝の歯みがき、

起きてすぐ」派ですか、それとも「朝食後」派ですか。

 

 

 

わたしは歯科衛生士になる前までは「朝食後」派でしたが、いまは「起きてすぐ」派に転向しました (^^)

 

 

 

それには、はっきりとした理由があります。

 

 

 

今回は、朝の歯磨きは「起きてすぐ」の理由や根拠についてお話ししたいとおもいます。

 

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そもそも、歯みがきの目的って?

 

 

まずは、これを理解することがたいせつです。

 

 

 

これを曖昧にしている、または誤解している方が多いために、誤った認識が広がってしまったり間違った歯の磨き方をしてしまったりするからです。

 

 

 

歯をみがく目的を一言でいうと、

虫歯や歯周病にならないために「細菌のかたまり」である歯垢(プラーク)を取り除くことです。

  

 

歯垢(プラーク)とは

 

「歯と歯ぐきの間」や「歯と歯の間」に付いている、あの白っぽくてネバっとした物体。それがプラークですが、あのプラークは細菌のかたまりです。

 

 

 

けっして食事をした後に残った「食べカス」ではないことに注意が必要です。

 

 

 

「食べカス」を取り除くことが歯みがきの目的だとすれば、食後に歯をみがくことも理にかなっていると考えられますが、歯みがきの目的はプラークを取り除くことなのです。

 

 

 

なぜなら、プラークこそが歯周病や虫歯の原因になるからです。(食べカスが原因になるのではありません。)

 

 

 

風邪やインフルエンザの場合を考えてみましょう 

 

わたしたちはなぜ外から帰ってきたら手洗い・うがいをするのでしょうか。

 

 

 

外で付着した風邪などのウイルスや菌を洗い流すためですよね。

 

 

 

(もちろん、黒マジックを使ったときに手についてしまったインクを落とす、みたいな目的で手を洗うこともありますが、それは外から帰ってきたときに手を洗ったりうがいをしたりする本質的な目的ではありません。)

 

 

 

この手洗いの理屈と歯みがきをする理屈はまったく同じです。

 

 

 

大切なのでくりかえしますが、

歯をみがく目的は食べかすを落とすことではありません。菌のかたまりである歯垢(プラーク)を取り除いて、虫歯や歯周病を防ぐことです。

 

 

 

歯垢(プラーク)が一番多い時間帯は…

 

 

では、歯周病や虫歯の原因となる歯垢がもっとも多く繁殖する時間帯はいつなのでしょうか。

 

 

 

これが「朝起きてすぐ」の時間なのです。 

 

 

 

こちらをご覧ください。

f:id:mama-eiseishi:20170302203337p:plain

 

これは、口臭物質の濃度を一般的な1日の流れでグラフ化したものですが、ここでいう「口臭物質」とは口臭の原因となる「細菌」の数と言い換えることもできます。

 

 

起床時、すごいことになっていますよね…。

 

 

 

歯垢1グラムの中には約1000億個以上の菌が生息していると言われています。これはウ◯チの中の菌の数よりも多いぐらいです。

 

 

 

歯垢は睡眠中に作られます。(寝てる間はほとんど唾液がでないからです。)

朝起きてすぐの口の中が臭うのには、こういう理由があるのです。

 

 

 

起きてすぐに歯を磨かないということは、このたまった菌を食べものと一緒にそのまま身体の中に取り込むことに他なりません。

 

 

 

歯垢に含まれる細菌には、虫歯や歯周病のもとになる菌のほか心筋梗塞や糖尿病など命にかかわる病気になる細菌も含まれていますので、これを無防備に飲み込むことはとてもリスクが高いのです。

 

 

 

この事実を知って、わたしは朝起きたらすぐに歯をみがくことを習慣にしました。

 

 

 

今では、起き抜けの不快な口のまま朝ごはんを食べるなんて…>< と、これまで普通にやっていたことが信じられないぐらいになってしまいました。。

 

(喫煙中は気にならなかったのに、禁煙したとたんまわりの煙が気になってしまう…みたいなことでしょうか。タバコ吸わないのでわかりませんが ^^;)

 

 

 

食後は歯を磨かなくていいの?

 

 

とはいえ、ご飯を食べたあとになにもしないのは気持ち悪い、という方もいますよね。わたしもそうです。

 

 

 

じゃあどうすればいいのか。

 

 

もちろんもう一度歯を磨くのもいいのですが、食事の後は(特に酸性のたべものを食べたあとは)歯がやわらかくなっています。

 

 

この状態でゴシゴシ歯を磨いてしまうと、歯の表面を傷つけてしまうんです。

【関連記事:【昼休みには歯みがきしないでください】正しいケアの方法教えます

【関連記事:虫歯だけじゃない。歯が溶ける「酸蝕歯(さんしょくし)」についてくわしく説明します。

 

 

このことをふまえると、一番いいのはキシリトール100%のガムを噛んだりタブレットをなめて唾液の流れを良くすると同時に、舌や粘膜に残っている食べカスを洗い流すことです。

 

 

 

わたしは朝起き抜けに歯を磨いたあと朝食を食べ、気になる部分をフロスで掃除したあと、家を出るまえにキシリトール100%ガムを2粒かむことを習慣にしています。

 

 

 

これを習慣にすることで、口の中の食べかすがとれてスッキリするだけでなく、キシリトールが虫歯の原因を取り除いてくれますし、続けることで歯垢がつきにくくなる効果も実感できて(歯のツルツルが長時間続きます!)ほんとうにオススメです。

 

 

 

キシリトール100%ガムのすごさについてはこちらの記事にくわしく書いています。

関連記事:【歯科衛生士オススメ】キシリトール100%ガムを知っていますか? 虫歯予防は効果的に! - ママは歯科衛生士

 

 

 

食後の口の中の細菌数は…

 

ここまでの話を聞いて気になる方がいるかもしれません。

細菌を取り除くことが大事だというけど、食事をした後の口の中には細菌はいないのか、ということです。

 

 

 

結論からいうと、

食後すぐは実は菌はとても少ないんです。

 

 

先ほどの図をもう一度ご覧ください。

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1日を通してみても、食後すぐがもっとも細菌の少ない時間帯です。もっとも菌の多い起き抜けの時間帯と比べると雲泥の差があります。

 

 

 

さらに食後は唾液もよく出ているため、歯を磨くよりもガムやタブレットで食べかすを洗い流すほうが効果的に口腔内をキレイにすることができます。

 

 

 

もし、歯の隙間が大きくて頻繁に食べかすが詰まってしまうような場所があれば、その部分をデンタルフロス歯間ブラシで掃除してあげればカンペキですよ (^-^)

 

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まとめ

 

 

これまでなんの疑いもなく続けていた朝食後の歯みがきについて、あらためて振り返っていただけましたか。

 

 

 

日本では食後の歯磨きがまだまだ一般的ですが、海外ではむしろ少数派のようです。

 

 

 

今後、海外の映画やドラマを見る機会があるときには、ぜひ注意して見てみてください。朝起きてすぐに歯を磨いてシャワーを浴びて…なんてシーンがたくさん出てくるんですよ〜 ・ω・(ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーのあの映画とか…)

 

 

 

わたし自身がそうだったのですが、一度この

 

 

 

「起き抜けの歯みがき」+「食後のキシリトール100%ガム(タブレット)」

 

 

 

が習慣になってしまうと、その心地よさからもうあとには戻れません。

 

 

 

気になった方はお試しいただき、ぜひこの効果を実感してください!

 

 

 

【歯科衛生士おすすめの歯みがきグッズはこちら】

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