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ようこそ。あなたの知らない歯の世界へ

【新習慣】寝る前にキシリトール100%ガムをかんで虫歯予防!

 

 

こんにちは。歯科衛生士のナカタ コマチです。

 

 

昔は常識とされていたことが、今は間違いだとわかってきたことって結構ありますよね。

 

 

たとえば体を鍛えるための「うさぎ跳び」。他にも、体を真っ黒にする「日光浴」が健康的な行動のひとつと考えられていたことなど、数えるとキリがないほど出てきそうです。

 

 

これは「歯の健康」についても同様です。

 

 

その中でも代表的なものとして「3・3・3運動」というものがあります。

 

 

これは3食後(毎食後)の3分以内に、3分間の歯みがきをしましょう、というスローガンで、かつてはこの言葉のもと、学校などでも歯みがきの教育がされていました。

 

 

ですがこの「3・3・3運動」、時代が進みいろいろな事実が明らかになるにしたがい、正しくなかったことがわかってきました。

 

 

【関連記事:朝の歯磨き「朝食後」にしていませんか? 正解は「起きてすぐ」! 

【関連記事:【昼休みの歯みがきは逆効果!】正しいケアの方法教えます 

 

 

そしてあなたが子どもの頃、こんなことを大人や先生に言われたこともあるのではないでしょうか。

 

 

「寝る前に甘いものを食べたら虫歯になるよ!」

 

 

これも時代が進むなかで、間違ってはいませんが、必ずしも正しくもないことがわかってきています。

 

 

いえ、逆に寝る前に食べたほうがいい甘いものもあるのです。

 

 

今回はそんな甘いものについてのお話です。

 

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「寝る前の時間」は歯にとって超重要!

 

なぜ寝る前の時間が、歯の健康にとってそんなにも重要なのでしょうか。

それには、はっきりとした理由があるんです。

 

 

虫歯菌や歯周病菌が活発になるのは

 

虫歯や歯周病は、それぞれ「ミュータンス菌」「プロフィロモナスジンジバリス菌」などの菌によって引き起こされる、口の中の病気です。

 

 

これらの菌は、菌である以上、活発に活動できる条件というものがあります。

 

 

逆に言うと、元気よく働くことができない条件もあるともいえます。

 

 

その元気に働くことができない条件下とは、じつはあなたの口の中に当たり前のようにある「唾液(だえき)」の中なのです。

 

【関連記事:あなたの知らない唾液のはたらき 

 

 

寝ている間の口の中は、唾液が少ない 

 

あなたは朝目覚めて、自分の口が臭うな…と感じたことはありませんか。

これは、寝ている間の口の中の環境に原因があるんです。

 

 

口臭というのは、病的なものを除くと、おもに口の中に生息している細菌のはたらきによって発生するのですが、なぜ寝起きに口臭がきつくなるのかというと寝ている間の口の中は、唾液が少ないからなのです。

 

 

つまり、さきほどお話しした「虫歯や歯周病の原因となる菌」も「口臭の原因となる菌」も、夜寝ている間の唾液が少ない口のなかでもっとも活発に活動しているということです。

 

 

虫歯は夜つくられるといっても過言ではありません。

  

 

寝る前の時間が歯にとって最も重要だと言う理由はここにあるのです。

 

 

「寝る前の時間」に何をすればいいのか

 

では、その大切な寝る前の時間には何をすればいいのでしょうか。

 

 

それは

夜、いつもどおりの歯みがき、フロス(歯間ブラシ)を終えたあとにキシリトール100%ガムをかむことなのです。 

 

 

 

キシリトール100%とはいえ、砂糖と同程度の甘さのあるガムですから、歯磨きを終えた夜の寝る前に食べることに抵抗のある方もいるかもしれません。

 

 

ですが心配は無用です。

 

 

以下の4つの理由により、就寝前のキシリトール100%ガムは虫歯予防にとても効果的なのです。

 

 

キシリトールは虫歯の原因にならない

 

「夜寝る前に甘いものを食べてはいけない」という言葉の意味は、甘いもの=虫歯になるという前提で語られる言葉です。

 

 

ですが砂糖と同程度の甘さがあっても、キシリトールはそもそも虫歯の原因にはなりえないのです。

 

 

その理由についてはこちらの記事にくわしく書いていますのでご覧ください。

【関連記事:【歯科衛生士オススメ】キシリトール100%ガムを知っていますか? 虫歯予防は効果的に!

 

 

キシリトールを口の中に留まらせることができる

 

歯磨きを終えたあとにキシリトール100%ガムをかむ事で、かんだ後の口の中にキシリトールの成分を留まらせることができる、という点がポイントです。

 

 

せっかくガムをかんでも、そのあとでうがいをしたりしてしまうと、せっかくのキシリトールが一過性のものとなり睡眠中に活用できなくなってしまいます。

 

 

キシリトールは虫歯菌の力を弱める働きもありますので、寝ている間に活発になる虫歯菌に作用させることで、虫歯になりにくくなるということです。

 

 

唾液の分泌を促す

 

これはガムを噛むことによる2次的な効果ですが、ガムを噛む事で口の中には唾液がたくさん分泌されます。

 

 

唾液にはこのとおり、たくさんのはたらきがありますが

【関連記事:あなたの知らない唾液のはたらき 

 

 

そのはたらきに加えさきほどお話ししたように、そもそも就寝中に少なくなってしまう唾液を寝る前に補うことができる点でもキシリトール100%ガムを噛む事は有効なのです。

 

 

些細なことに思われるかもしれませんが、

寝る直前に歯を磨いてうがいをすると、唾液も一緒に外へ吐き出してしまうことになります。そのままの状態で唾液の分泌が極端に減少する睡眠に入ることと比較すると、寝る前に唾液を多く分泌させておくことはとても大事なことなのです。

 

 

まとめ

 

キシリトール100%ガムが歯にいいことは、どこかで聞いてすでにご存知かもしれません。

 

 

ですが今回のポイントは、そのキシリトール100%ガムを夜寝る前にかみましょうということです。

 

 

これまでの常識では「え? 寝る前にガム?」と思ってしまいがちですが、キシリトールガムの特性や効果をよく理解していけば、寝る前に食べることの必然性に納得していただけるのではないでしょうか。

 

 

なお、同じキシリトールガムでも「甘味料としてキシリトールを100%使用」していないものは、寝る前に食べてはいけません。

 

 

その理由や、寝る前以外のガムを噛むタイミング・方法なども以下の記事でくわしく説明していますのであわせてご覧ください。

  

www.mama-eiseishi.com

 

 

【こちらの記事もどうぞ☆】

www.mama-eiseishi.com

 

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