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ようこそ。あなたの知らない歯の世界へ

【ももクロ百田夏菜子・元AKB板野友美】かわいい八重歯はどこへゆく? 八重歯の治療法を説明します

 

 

 

こんにちは。歯科衛生士のナカタ コマチです。

 

 

笑った時にふと見える八重歯(やえば)、芸能人としてテレビに出ている方の中にもいたりして、かわいく見えたりしますよね。

 

 

でも、まわりからはチャームポイントであると思われたりする八重歯ですが、歯科医院には「治したい」という希望で来院される方が多くいらっしゃいます。

 

 

芸能人でも、最近で言うとももいろクローバーZの百田夏菜子さん、元AKB48の板野友美さん、その他にも相武紗季さんや沢尻エリカさんなども八重歯を治されています。

 

 

治す理由はもちろんご本人のみぞ知るところですが、歯科的な観点からみると、八重歯は明らかに直したほうがいいものと言えます。

 

 

今回はこの八重歯についてお話ししたいと思います。

 

 

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おばあちゃんに八重歯はいない?

 

言われてみると「そうかも…」と思いませんか。

 

 

笑顔のおばあちゃんに八重歯のイメージってありませんよね。

 

 

じつはこれ、ただのイメージだけの話ではなくて、じっさいに歳を重ねた方には八重歯の人って少ないんですよ。

 

 

これは八重歯の特性に理由があるんです。

 

 

八重歯とは

 

じつはけっこう誤解されていることが多いのですが、八重歯というのは

 

 

上顎(上の歯)の3番目に生える犬歯(けんし)という歯の歯並びが悪い状態のことをいいます。

 

 

一番多い誤解は「歯がとがっていること」を八重歯だと思っているものです。

 

 

ですが上の歯の3番目に生える犬歯という歯は、そもそもとがっているのが普通です。

 

 

八重歯とは「犬歯がとがっていることを指すのではなく、犬歯の歯並びが悪いことをいう」。まずはこれを覚えていただければと思います。

 

 

八重歯のデメリット

 

冒頭で八重歯は歯科的には治療した方がいいものだとお話ししました。その理由は以下のとおりです。

 

 

口内炎の原因になる

 

八重歯は口のなかで一本だけ外に出た状態で生えています。このため、日常的に口の粘膜や唇に歯が当たっている状態となり、粘膜を痛めてしまうことが多いです。

 

また食事中に唇などをかみやすいことから口内炎の原因になることもあります。

 

 

虫歯や歯周病の原因になる

 

歯並びが悪く前後にすき間があるので、どうしても食べたものが歯につまりやすかったり、歯みがきもしづらいことから磨き残しがでやすく虫歯や歯周病の原因になることが多いです。

 

また、歯周病になることによる口臭の発生も心配のひとつです

(口臭の80%歯周病が原因だと言われています。)

 

 

他の歯に負担がかかる

 

わたしたちはものを食べる時、まず前歯でものを噛み切ります。それを奥歯すり潰し細かくして消化の準備をするのですが

 

 

その間をつなぐ重要な役割をはたすのが犬歯なのです。

(その役割を専門用語で「犬歯誘導(けんしゆうどう)」と言ったりします。)

 

 

その犬歯のかみ合わせが悪いと(=八重歯だと)その前後の歯に余計な負担がかかってしまい、それらの歯の寿命が短くなってしまいます。

 

 

口呼吸の原因になる

 

八重歯があることで自然に口を閉じることができなくなる恐れがあります。

 

すると口呼吸の原因になってしまうのです。

 

口呼吸には以下のような悪影響があります。

  • 虫歯になりやすい
  • 口臭がきつくなる
  • 菌が直接身体に入ってくる
  • 風邪を引きやすい
  • 睡眠時無呼吸症候群になりやすい

 

口呼吸の身体への悪影響については以下の記事でくわしくまとめていますので、ぜひご覧ください。

【関連記事:「口で呼吸」していませんか?【口呼吸の身体への害とその対策】

 

 

八重歯を治すには

 

おおきく分けて以下の2つの方法があります。

  • 差し歯
  • 矯正

それぞれのメリットとデメリットを説明します。

  

 

差し歯

メリット

  • 短い期間で八重歯を治せる
  • 人口歯のため、色や形(向き)を自然なものにできる

 

デメリット

  • 健康な歯を(比較的たくさん)削らなくてはいけない
  • 歯の寿命が短くなり、いずれ抜歯しなくてはいけないことが多い

 

 

矯正に比べて短時間で治せるため芸能人などでも差し歯で八重歯を治す方も多いですが(沢尻エリカさんなどは差し歯です)、健康な歯を削りいずれ抜歯の可能性が高い治療法ですので、長い目でみると万人におすすめできる方法ではありません。

※もちろん、最終的な治療法はその方の事情や考えによりますので必ずしもどちらがいい悪いの問題ではありません。

 

 

矯正

メリット

  • 大切な歯を削らなくてよい
  • 噛み合わせも正しくなる

 

デメリット

  • 費用が高い(1本50万円前後かかります)
  • 時間がかかる(1年半〜2年ぐらいはかかります)

 

 

矯正治療の中には「部分矯正」という方法もあります。部分矯正は上記の矯正(全体矯正)よりも短期間で治療できますが、歯を削る必要があるんです。

「歯を削る」ことのリスクについては十分に理解していただく必要があります。

 

 

基本的には歯を削る必要のない(全体)矯正が望ましいですが、それぞれの方によって費用や期間の問題などがありますから、上記のような選択肢があることを知った上で、一度歯科医院にご相談に行かれるのが良いと思います。

 

 

ふたたび、おばあちゃんに八重歯はいない?

 

お話ししてきたとおり八重歯は、歯の健康にとってはリスク要因となります。

 

お年寄りに八重歯の方が少ないのは、スバリ歯を失ってしまいやすいからなのです。

 

 

歯を失う原因の80%以上は「虫歯」「歯周病」です。

八重歯はその歯並びの悪さから、どうしても磨き残しが多くなってしまい虫歯・歯周病になりやすく、その結果歯を失うことにつながりやすいのです。

 

 

日本ではかわいいイメージもある八重歯ですが、海外では「ドラキュラの牙」を連想させるとして、八重歯に対しては大きなマイナスイメージがつきまといます。

 

 

どちらであるにしても、歯の健康(=人生の基盤)を考えた時、早い段階で八重歯を治すことは大切であると考えます。

 

 

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