ママは歯科衛生士

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ようこそ。あなたの知らない歯の世界へ

ジャニーズに意外と多い喫煙者【タバコと歯周病の関係について説明します】

 

 

こんにちは。歯科衛生士のナカタ コマチです。

 

 

社会の変化にともなって、喫煙者は以前に比べると肩身が狭く、マナーを守っている方も多くなったと感じます。

 

 

厚生労働省の調べによると、タバコを吸う人の割合は

  • 男性 30.1%
  • 女性  7.9%

 

そのうち男性は30代の喫煙者がもっとも多く全体の41.9%、それに対し女性は40代の喫煙者が最も多く11.7%ということです。

平成27年「国民健康・栄養調査」の結果 |報道発表資料|厚生労働省

 

 

タバコの煙には200〜300もの有害物質が含まれており、健康にも美容にも良くないのは、みなさんご存知のとおりです。

 

 

かといって、

 

 

いまタバコを吸っている方全員が禁煙してタバコを吸わなくなると、タバコの63.1%は税金なので(H28年4月現在) 国や自治体の予算はどうなる? とかややこしい話になります…^^;

 

 

でも。

このブログを読んでくださる方には、やはり語らずにはいられない「タバコと歯周病の関係」の話があります。

 

 

今回は、タバコが口腔環境に与える影響についてお話ししたいと思います。

 

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タバコを吸っていると口の中はこうなります

 

着色する

タバコを吸うことによる歯への影響でもっとも一般的なイメージはこれなのではないでしょうか。

 

ヤニで歯の表面が茶色っぽく着色してきます。

   f:id:mama-eiseishi:20170203230540p:plain

 (引用:http://hanoblog.com/tooth-black-7849

 

 

プラークが付きやすくなる 

タバコを吸うことで歯の表面にヤニがつきますよね。

これによって歯がザラザラしてしまうので、プラークが付着しやすくなってしまうんです。

 

いうまでもなく、プラークは虫歯や歯周病の直接的な原因になります。 

 

 

ニコチンが血管を収縮させる 

血管が収縮すると、酸素やその他の栄養分が行きわたらなくなって歯周病が進行してしまいます。

あわせて、抵抗力も低下してしまうんです。

 

 

ビタミンCが消費されてしまう

傷を治すための線維芽細胞が働かなくなり、炎症等が治りにくくなってしまいます。

 

この理由により、喫煙が原因となってインプラント手術も成功しない事例が多々あるほどです。

 

 

白血球の機能が低下する

白血球は、身体にとって毒である歯周病菌と戦ってくれる心強い存在なのですが、喫煙によって機能が低下した白血球は期待するように働いてくれません。

 

つまり、歯周病菌の増殖を止められないということです。

 

 

メラニン色素が沈着する

先ほど、歯の表面にヤニがついて茶色く着色してしまうと話しましたが、それだけではないのです。

 

 

歯だけでなく「くちびる」や「歯肉(歯ぐき)」にメラニン色素が沈着してしまい全体的に黒ずんできます

(テレビなどで見る芸能人も、この「くちびる」や「歯ぐき」の沈着ぐあいから、すぐに喫煙者であることがわかってしまうんですよ。。)

 

 

喫煙者は炎症反応が起きにくい

 

え? 炎症が起きにくいんだったらいいんじゃないの??

 

 

そう思われるかもしれませんが、ここが口腔環境が悪化する大きなポイントなのです。

 

 

まずは、炎症反応とは何かについて確認しておきますね。

 

炎症反応とは

細菌が口腔内の細胞を攻撃すると「腫れ」たりすこし触れただけで「出血」がおこるようになります。これを炎症反応というのですが

 

この炎症反応とはつまり、生体のただしい防御反応なのです。

 

歯肉(歯ぐき)を例にとると、細菌からの攻撃を受けると、

  • 腫れて赤くなり
  • 歯みがきをすると出血するようになる。

この流れを炎症反応といいます。

 

喫煙者はこの炎症反応が起きにくいのはなぜなのでしょうか。

 

 

それは生体の防御反応がうまく働いていないからなんです。

 

 

やがて歯周病に…

 

歯科医院に来院される喫煙者の方の口の中は、

  • 歯肉やくちびるが黒っぽく
  • でも「腫れ」や「赤み」は少ない

 

ことがよくあります。

 

 

「腫れ」や「赤み」が少ないので、一見、それほど悪い状態には見えないのですが検査をしてみるとびっくりするくらい歯周病が進行していたりします。 

 

 

なぜか?

 

 

先ほど説明したように、喫煙が原因で生体の防御反応が起きないからです。

 

 

つまり、歯の表面はヤニで茶色く着色し、歯肉はメラニン色素の沈着のせいで黒っぽい、にもかかわらず

 

 

生体の防御反応が起きないために、歯周病の外形的な目安となる「腫れ」「赤み」がないため、歯周病の発見が遅れてしまうのです。

 

 

このため、歯科医院に来ることには歯周病がずいぶん進行してしまっているということになりがちなのです。

 

 

だいたい、喫煙者の歯肉の老化は実年齢プラス10〜20歳ぐらいにまで上がっています。

 

 

*******************

 

 

しぶい顔でタバコをふかす…

 

 

たしかに、かっこいい☆というイメージも分かります。

 

 

キムタクや中居くん、関ジャニ∞の錦戸亮さんに嵐の二宮さんなどなど、たしかにカッコイイと思います。

 

 

が、すこし意識して歯ぐきくちびるを見てみてください。

 

 

黒っぽい…。

ことがすぐにわかると思います。

 

 

(もはやわたしの職業病ですが)

歯周病、大丈夫かな??

 

 

なんて、テレビを観ながら本気で気になってしまい、ドラマにも集中できない今日このごろなのです。。。^^;

 

 

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