ママは歯科衛生士

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ようこそ。あなたの知らない歯の世界へ

【磨いてるつもり?】歯みがきで磨き残しの多い場所とその磨き方をくわしく説明します

 

 

 

こんにちは。歯科衛生士のナカタ コマチです。

 

 

歯医者との正しい付き合い方は「痛くなってから行く」ではなく「痛くなる前に定期的に行く」というのが大原則なのですが

 

 

現実に来院される方の多くは虫歯や歯周病などの自覚症状がでてから歯医者に来られます。

 

 

そのとき、患者さんが決まっておっしゃる言葉があります。

 

 

毎日ちゃんとみがいてるんですけどねぇ

 

 

この言葉が嘘ではないことはよくわかります。

 

 

じっさい、歯の表面などみがきやすい場所は汚れていませんし、逆にみがきすぎて歯の表面が削れてしまっていることさえ少なくないからです。

 

 

ではなぜ虫歯や歯周病になってしまうのでしょうか。

 

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それは「磨いてるつもり」だけどじっさいには「磨けていない」からに他なりません。

 

 

歯科医院で働いていて実感することは、みなさんの「虫歯や歯周病になる場所」というのは驚くほど同じだな…ということなんです。

 

 

つまり、磨けていない場所はみなさん同じなのです。

 

 

今回は歯みがきで磨き残しの多い場所とその磨き方についてくわしくお話ししたいとおもいます。

 

 

 

 

 

磨き残しの多い場所

 

 

みなさんが虫歯になる場所=磨き残しの多い場所はおもに以下の3か所です。

  • 歯と歯の間
  • 歯と歯ぐきの境目
  • 奥歯の溝

 

 

この3箇所を意識して歯磨きするだけで、虫歯や歯周病になる確率はぐーんと下がります。

 

  

ではそれぞれの場所について、くわしく見ていきましょう。

 

 

歯と歯の間

 

まずはこの「歯と歯の間」です。

    

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http://haisha-yoyaku-blog.jp/plaque-5295より

 

 

どうですか。みるからに磨きにくそうですよね…。

 

 

歯と歯の間の磨き方

 

歯と歯の間は、以下の図のように歯ブラシの毛先の「ワキ」を使い、歯ブラシをタテに動かして磨きます。

 

  f:id:mama-eiseishi:20170205090300p:plain

http://www.kokucare.jp/tooth/dentifrice/point/より

 

 

 

どんな場所を磨くときもおなじですが、けっして力を入れすぎないでくださいね。

 「軽く、小刻みに」動かすことを意識してください。

 

 

また、この「歯と歯の間」を磨くのに必須のアイテムがあります。デンタルフロスです。

 

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http://www.gcdental.jp/floss/whyneed.htmlより

 

 

 

このフロスを使うことで歯と歯の間の歯垢をきれいに落とすことができます。

 

 

というより、残念ながら歯ブラシだけでは「歯と歯の間」の掃除はぜんぜん足りないといっていいぐらいなんです。

 

 

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デンタルフロス/歯間ブラシの使い方|お役立ち情報|サンスターより 

 

 

フロスの使い方については以下の記事でくわしく書いていますので、ぜひ参考にしてくださいね。

【関連記事:【歯科衛生士あるある】彼氏に絶対やってほしいお口のケア3選!

 

 

 

歯と歯ぐきの境目

 

 

つぎに、「歯と歯ぐきの境目」です。

 

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http://haisha-yoyaku-blog.jp/plaque-5295より 

 

歯と歯ぐきの境目の磨き方

 

以下の図のように、歯ブラシの全面を使いつつ、歯ブラシのワキも上手に使うことで、効果的に歯垢(プラーク)を落とすことができます。

 

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http://carie-st.com/anticaries-toothpaste.htmlより

 

※歯ブラシの「ワキ」の使い方。 

  f:id:mama-eiseishi:20170205155555p:plain

http://haisha-yoyaku-blog.jp/plaque-5295より

 

 

しつこいようですが、ここでも力の入れすぎにはくれぐれも注意してください。

上記の歯ブラシのワキを使って斜め45度に磨くやり方を「バス法」といいますが、力が入りすぎると歯ぐきを痛めてしまいます。

 

 

また、さきほどの「歯と歯の間」のそうじでフロスが必須だったのと同様に、この「歯と歯ぐきの間」には歯間ブラシが効果的です。

 

 

 

フロスと歯間ブラシの役割分担については以下の図のとおりです。

  

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http://418yobou.jp/caries/今さら聞けない「歯間ブラシ」と「フロス」の違/より

 

 

特にだいたい30代を過ぎてくると、歯ぐきが退縮してくる(下がってくる)のが一般的です。するとどうしても歯と歯の間の歯ぐきの部分に隙間ができてしまい、汚れがたまってしまいます。これが虫歯・歯周病の原因になることが非常におおいです。

 

 

 

フロスと歯間ブラシの使い方については以下の記事でくわしく説明していますので、ぜひ参考にしてください。

【関連記事:【歯科衛生士あるある】彼氏に絶対やってほしいお口のケア3選!

 

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奥歯の溝

 

3つ目は「奥歯の溝」です。

 

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http://haisha-yoyaku-blog.jp/plaque-5295より

 

 

この奥歯の溝って、あまり意識することはないと思うのですが、実はものすごく「深い」んですよ。

 

 

なぜ深くなっているのか。それにはこんな理由があります。

  • かんだときの力を分散させるため
  • 食べものをすりつぶしやすくするため

 

 

こんなふうにだいじな役割のある溝なのですが、歯みがきの視点から見るととてもやっかいな相手です。

 

 

この溝はどうみがけばいいのでしょうか。

 

 

奥歯の溝の磨き方

 

基本的には歯ブラシの全面を使って磨きます。

 

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http://www.kokucare.jp/tooth/dentifrice/point/より

 

 

これに加え、ぜひ使用を検討していただきたい道具に「ワンタフトブラシ」があります。

 

 

ワンタフトブラシとは以下のような形をした歯ブラシのことです。

 

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このワンタフトブラシ、歯のケアの先進国スウェーデンでは非常にポピュラーな道具で、歯ブラシよりもメインの歯みがき道具として多くの人に使われています。

 

 

 

メリットは、この形状からもわかるとおり「細かい部分を狙って歯垢を落とせる」ということです。

 

 

じつはわたしは下の前歯の一部にやや歯並びが悪い部分があるのですが、そこはこのワンタフトブラシで磨いています。

 

 

複数の歯ブラシを使うなんてめんどくさいと感じるとおもいますが(わたしももちろんそうでした!^^;)、普通の歯ブラシを使って磨くには効率が悪く、むしろ時間がかかってしまうとわかってからはこのワンタフトブラシを使うようになりました。

 

 

このようにワンタフトブラシは奥歯の溝だけでなく、磨き残しの多い場所として2番めに紹介した「歯と歯ぐきの境目」にも有効です。

 

 

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 http://www.orion-shiodome.com/2015/06/スウェーデン式歯みがき??/より

 

 

 

このワンタフトブラシを一度使ってしまうと、ターゲットをピンポイントに狙える気持ちよさで手離せなくなってしまいますよ (^^)

 

 

 まとめ

 

いくら毎日歯を磨いていても、肝心の歯垢(プラーク)が落ちていなのでは歯磨きしている意味がありません。

 

 

今回お話しした3か所は虫歯・歯周病の原因のBIG3です。

 

 

歯医者で治療するのはほとんどこの3つのうちどれかだと言ってしまっても過言ではないぐらいです。

 

 

「ただ漫然と歯ブラシで歯をこする」歯みがきから卒業し、「歯垢(プラーク)を落とす」ことを目的とした歯みがきを今日からはじめてください。

 

 

一度でも歯本来のツルツル感を知ると、丁寧な歯磨きなしでその日を終えることができなくなりますよ〜 (^^)

 

 

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