ママは歯科衛生士

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ようこそ。あなたの知らない歯の世界へ

歯科衛生士がお風呂で歯みがきをする4つの理由とその効果

 

 

 

こんにちは。歯科衛生士のナカタ コマチです。

 

 

わたしが今働いている歯科医院の先生は女性なのですが、ふとした会話のなかで、先生は夜の歯磨きをお風呂でしていることを知りました。

 

 

最初にその話を聞いた時は

 

 

「え!? 湯船で磨くのかぁ……なんか、、抵抗あるなぁ〜」

 

 

と思っていたのですが、

 

 

先生からいかにお風呂での歯みがきが気持ちよくて、口腔環境にも効果的かを聞かされるうち、その気になってしまい、今では週末の土日どちらかはお風呂で歯を磨くことが楽しみのひとつになってしまいました。

 

 

(ほんとうは毎日でもそうしたいのですが、平日は子どもをお風呂に入れなくてはいけないので、もっぱら週末に夫が子どもを入れてくれる日のたのしみとなっています    (^^))

 

 

今回はお風呂で歯をみがくことのメリットと大事なポイントについてお話ししたいと思います。

 

 

 

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お風呂で歯を磨くことの効果はおもに以下の4つです。

 

  1. プラークがよく落ちる
  2. 口臭を予防できる
  3. リラックス&マインドフルネス効果
  4. 若返りホルモンが分泌される

 

それぞれについて、くわしく説明していきますね。

 

 

プラークがよく落ちる

 

まず、なにより大きな効果はこの「プラーク(歯垢)がよく落ちる」ということです。

 

 

お風呂に入って湯船につかることで、歯ぐきの血行が良くなります。これ自体が口腔環境にとって、とてもいいことなのですが

 

 

それに加え、

歯ぐきがゆるむことで歯についたプラークがやわらかくなり、落としやすくなるのです。

 

 

身体の汚れもそうですが、外でタオルでゴシゴシ身体をふいても汚れってなかなか落ちませんが、お風呂に入って体があたたまることで汚れは落ちやすくなりますよね。

 

 

まったく同じことが歯の汚れについても言えるのです。

 

 

歯みがきの本来の目的である「プラーク(歯垢)を落とす」ことが、お風呂で歯を磨くことでより効果的にできるのです。

 

 

唾液がサラサラになって、口臭を予防できる

 

体があたたまってリラックスすると、副交感神経が活発になります。

 

 

「副交感神経」は「交感神経」の対となる言葉で、身体の修復・休息・リラックスにかかわります。

 

 

この副交感神経が活発になっているときに歯をみがくことで口の中を刺激すると、サラサラの唾液が分泌されることがわかっています。

 

 

唾液は天然の抗菌薬といわれるほど、わたしたちにとってありがたい存在なのですが

【関連記事:あなたの知らない唾液のはたらき

 

 

お風呂に入ってリラックスすることで、普段よりもサラサラで質の良い唾液が分泌されるのです。

 

 

(赤ちゃんの唾液(よだれ)ってサラサラですよね。あれが唾液の理想形なんですよ(^^))

 

 

 

お風呂で歯をみがくことで分泌されるこの質の良い唾液が、口臭の原因となる細菌の発生を防いでくれるんです。

 

 

リラックス&マインドフルネス効果

 

お風呂に入って、湯船につかることで体の芯からリラックスできることは、みなさんじゅうぶんご存知だと思います。

 

 

ついつい「ぁあ〜〜ぁ」なんて声が出てしまうほど気持ちが良くて、お湯につかりながらボーッとするのも至福の瞬間なのですが

 

 

さらに気持ちよくなれるのが湯船につかりながらの歯みがきなのです!

 

 

最近、マインドフルネスという言葉をよく聞きますよね。

 

 

マインドフルネスとは、

「今この瞬間」の自分の体験に注意を向けて1つのことに集中することで、否定的な感情や物事にとらわれることがなくなり、心をしなやかで豊かに保つことができる

 

 

というストレス対処法の1つとして、欧米ではすでに多くの実証的研究報告があり、医療・教育・ビジネスの現場で実践されています。

 

 

お風呂での歯みがきはこのマインドフルネスの実践にうってつけなのです。

 

 

あったかいお湯につかって、歯の一本一本を意識しながらていねいに歯を磨いてください。

 

 

漠然とみがくのではなく、「一本一本」をしっかり意識して磨いていくんです。

 

 

すると一種の瞑想のような心理状態になって、とても心が落ち着いて元気になってきます。

 

 

ショッピングや美味しいものを食べることでストレスを解消するような、外的要素による心の安定とはちがい、

 

 

もっと深く、内面から元気が湧いてくるような不思議な感情を体験できます。

 

 

そしてもちろん、歯の一本一本をていねいに磨くことによって歯がキレイになることも大きな効果です。

 

 

若返りホルモンが分泌される

 

お風呂に入ったリラックス状態で歯をみがくことで、「パロチン」といわれる成長ホルモンが分泌されることがわかってきました。

 

 

このパロチン、

歯や骨の再石灰化を助けるだけでなく、全身の代謝を良くして肌や髪の毛も健康な状態に戻す効果もあるとのことなのです。(これが別名「若返りホルモン」とよばれる理由です。)

 

 

パロチンは24歳をピークとして、それ以降は加齢と共に分泌量が減少してしまいます。さらに、ストレスによっても分泌されにくくなるそうです。

 

 

そんなパロチンがお風呂で歯みがきをすることで分泌されるなんて、とても得した気分になるのはわたしだけではないのではないでしょうか。

 

 

お風呂歯みがきをする上での大事なポイント

 

お風呂での歯みがきをする上で、ぜひ守っていただきたいポイントがあります。

 

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歯みがき粉はつけない

 

お風呂で歯をみがくときは、歯みがき粉をつけないということです。 

 

 

湯船につかりながらゆっくり歯をみがくにあたって、歯みがき粉に含まれる「研磨剤」が歯を削りすぎてしまう恐れがあるからです。

 

 

また、ほとんどの歯みがき粉には「発泡剤」とよばれる泡立ちを良くするための成分が含まれています。 

 

 

発泡剤で口の中が泡だらけになると「磨けた気になってしまう」のですが、「泡が出ること」=「プラークを落とせた」ではないことに注意が必要なんです。

 

 

そもそも口の中が泡でいっぱいになってしまうと、ゆっくり歯を磨くこともできません。

 

 

これが、お風呂で歯みがきをする際には歯磨きをつけないことの理由です。

 

 

仕上げにこのアイテムを使ってカンペキに

 

歯磨き粉をつけずに歯をみがくことに疑問のある方もいるかもしれません。

 

 

「それで汚れは落ちるの?」と。

 

 

じつは歯科医院の先生の中には、そもそも歯みがきには歯みがき粉は必要ないとする方もたくさんいます。

 

 

プラーク(歯垢)自体は歯みがき粉なしでもじゅうぶん落とせるというのがその理由で、実際、歯みがき粉はあの「スーッ」とした磨きごこちを得るためのものという側面もあるのです。

 

 

ですが、最近の歯みがき粉には「フッ素」が含まれていることが多いです。

 

 

このフッ素は(よほど大量に摂取しない限りは)歯を強化できるとても優れた元素です。

 

 

そこでこのフッ素の効果を得るために、お風呂から上がり、寝る前にぜひジェルコートFを歯に塗布することをおすすめします。

 

 

ジェルコートFは、もう歯科業界では定番中の定番の商品ですし、歯医者でも目立つところに置いていたりするので見覚えのある方も多いと思うのですが、

 

 

発泡剤・研磨剤を無配合で歯にやさしいことに加え、フッ素が950ppm含まれていて虫歯予防にとても効果的な歯みがき粉です。

 

 

このジェルコートFを寝る前に歯に塗布し、軽く1回だけゆすいで就寝することで歯をコーティングして強くしてくれます。

 

 

お風呂で歯をみがいて、就寝前にジェルコートFを塗布する。

 

 

心も口もキレイになって虫歯も効果的に予防するオススメのこの習慣、お試しください♡

 

 

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