ママは歯科衛生士

ママは歯科衛生士

ようこそ。あなたの知らない歯の世界へ

【要注意】オーバーブラッシング(歯の磨きすぎ)について詳しく説明します。

 

 

こんにちは。歯科衛生士のナカタ コマチです。

 

 

最近は歯の健康が全身の健康と直結しているというデータがたくさん出てきていることもあって、歯みがきに熱心な方が増えてきています。

 

 

ですが、その熱心さが仇となり、歯ぐきが下がってしまうなどの悪影響が出てしまっている方が少なくないんです。

 

 

このように歯の磨きすぎによって口腔環境に悪影響を及ぼすことを「オーバーブラッシング」といいます。

 

 

わたしの働く歯科医院でも、オーバーブラッシングにより歯ぐきが退縮してしまった患者さんがいらっしゃることがありますが、みなさんとても大きなショックを受けられています。

 

 

それはそうですよね。

歯みがきをサボっていて虫歯になってしまった、というのであればまだ納得もできますが、念入りに熱心に磨いていたことが逆効果になっていたとなると泣くに泣けない心境だと思います。。。

 

 

今回は意外と身近なオーバーブラッシングについてお話ししたいと思います。

 

 

スポンサーリンク 

 

 

 

 

オーバーブラッシングかどうか見分ける方法

 

冒頭でお話ししたとおり、オーバーブラッシングの原因は歯の磨きすぎ(力の入れすぎ)によるものがほとんどなのですが

 

 

じっさい自分の歯の磨き方がオーバーブラッシングなのかどうかって分かりにくいですよね。

 

 

そこでオーバーブラッシングによる典型的な症状を紹介しますので、ご自分の歯をじっさいに確認していただきながら、当てはまっていないかどうかをチェックしていただければと思います。

 

 

歯肉(歯ぐき)の退縮

 

これはオーバーブラッシングのもっとも典型的な症状です。 

 

 

具体的にはこのような状態です。

 

f:id:mama-eiseishi:20170507203054p:plain

 

歯肉が退縮しているのがよくわかりますよね。

 

 

この写真もそうなのですが、パッと見ると歯肉が退縮していることは明らかにわかるにもかかわらず、毎日当たり前のように歯を磨いていると、 自分ではなかなか気づくことができない点がこわいところです。

 

 

定期的に「歯ぐきが退縮してないかな?」という目線でご自分の歯を観察することをおすすめします。

 

 

くさび状欠損

 

先ほどの歯肉の退縮の症状がさらにすすむと「くさび状欠損」とよばれる状態になります。

 

 

じつは歯ぐきが退縮した部分の歯というのはエナメル質におおわれておらず、エナメル質の内側の組織である「象牙質(ぞうげしつ)」が一番外側の組織となっています。

 

 

この象牙質はエナメル質よりも柔らかいという特徴があるため、ブラッシングによって比較的容易に削られてしまうのです。この削られた状態のことをくさび状欠損といいます。

 

f:id:mama-eiseishi:20170507204711p:plain

 

ただし、くさび状欠損はオーバーブラッシングだけがその原因となるものではありませんので(たとえば食いしばりもくさび状欠損の原因になります。)くさび状欠損がある場合には歯科医院で先生にその原因を特定してもらうことが望ましいでしょう。

 

 

フェスツーン

 

聞きなれない言葉だと思いますが、これもオーバーブラッシングの症状のひとつです。

 

 

簡単に言うと、ゴシゴシと強く磨かれることで、歯ぐきがそれに負けまいと組織を厚くした状態のことを指します。

 

 

このような状態です。

 

f:id:mama-eiseishi:20170507205638p:plain

 

組織が赤みを伴って厚くなっているのがわかると思います。

 

 

 

オーバーブラッシングかもしれないと思ったら…

 

これらの症状のどれかに当てはまる気がする場合は、まず歯医者さんに行くことが大事です。

 

 

先ほどのくさび状欠損の部分でも説明しましたが、これらの症状も必ずしもオーバーブラッシングが原因だと決めつけられない可能性もあるからです。

 

 

オーバーブラッシングが原因だとわかった場合には

  • 歯ブラシをどんなふうに当てて
  • どのくらいの強さで磨けばいいのか

を歯科医や歯科衛生士に教わっていただくのがもっとも有効な対処法になります。

 

 

オーバーブラッシングの程度がまだ軽度の場合、「初期の歯肉の退縮」であればクリーピングと呼ばれる現象で歯肉が回復することもあります。

 

 

そのためにも、歯肉の変化にできるだけ早期に気付けることが大切になります。

 

 

さいごに 

 

歯科医院で働いていて、最近オーバーブラッシングの方に多いと感じるのが電動歯ブラシを使用しているという共通点です。

 

 

もちろん普通の歯ブラシでもゴシゴシ磨くと比較的簡単にオーバーブラッシングの症状があらわれてしまうのですが、電動歯ブラシを使う方はさらにオーバーブラッシングになりやすいです。

 

 

電動歯ブラシはいい面もたくさんあるのですが、磨きすぎ、力の入りすぎには十分注意していただきたいと強く思います。

 

 

歯科衛生士が使ってるおすすめの歯みがきグッズはこちら

歯科衛生士はどんな歯みがきグッズを使っているのか、お教えしちゃうよ。

歯科衛生士おすすめの【初期虫歯を治すガム】はPOs-Ca(ポスカ)です 

【歯科衛生士が使ってる】おすすめの超王道歯ブラシ「タフト24」と「DENT EX システマ」です 

歯科衛生士オススメのキシリトール100%ガム・タブレットで効果的な虫歯予防を 

 

スポンサーリンク