ママは歯科衛生士

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ようこそ。あなたの知らない歯の世界へ

上の前歯に比べて、下の前歯が虫歯になりにくい理由

 

 

こんにちは。歯科衛生士のナカタ コマチです。

 

 

歯科医院で働いていると、

「この方の虫歯は甘いものの食べ過ぎが一番の原因かな」

「こっちの患者さんは歯の磨き方に問題がありそうだな」

 

 

といった感じで、それぞれの患者さんの「違い」に目がいくことが多いのですが

 

 

逆に、多くの患者さんを見ているうちに「同じような傾向」に気がつくことも多くなってきます。

 

 

「同じような傾向」の代表的な例として、「上の前歯に比べて、下の前歯は虫歯になりにくい」という事実があります。

 

 

ある日ふとこの事実に気づき、先生に「なんでですかねー?」と質問しようとした瞬間、かつて通っていた歯科衛生士の専門学校で教官が話してくれた授業がフッと頭によみがえりました。

 

 

それは唾液(だえき)の効能についての授業でした。

 

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唾液のスゴさ

 

歯科衛生士の専門学校の教官が言っていたとても印象的な言葉があります。

 

 

それは「唾液は天然の抗菌剤」だという言葉です。

 

 

ざっと大まかに唾液のはたらきを挙げるだけでも

 

  • 洗浄作用:歯の表面の食べかすを洗い流してくれる
  • 抗菌作用:歯垢(プラーク)をつきにくくする
  • 緩衝作用:酸を中和する
  • 抗脱灰作用:酸によって歯が溶けるのを防ぐ
  • 再石灰作用:溶けた歯を修復する

 

といった感じでたくさんリストアップすることができます。唾液が口の中でいかに頼もしく働いてくれているかがお分かりになるかと思います。

 

 

こんなわたしたちの唾液は、1日にだいたい1リットル〜1.5リットルも出ています。

 

 

そして、唾液が出る「唾液腺」というのは、下の前歯の裏側近くにあるんです。

 

 

そうです、これこそが下の前歯が上の前よりも虫歯になりづらい理由です。

 

 

つまり、下の前歯は常に唾液にさらされていることから、さきほど挙げた唾液のはたらきの恩恵をたっぷり受けているので虫歯になりにくいということなんです。

 

 

あなた自身のお口の中をあらためて意識してみてください。

 

 

虫歯になっていたり、詰めものなどの治療跡がのこっているのは、下の前歯以外の歯ではありませんか?

 

 

もちろん歯の磨き方や骨格などによって個人差はありますので、絶対に虫歯にならないというわけではありませんが、

 

 

多くの方にあてはまるはずです (^^)

 

 

唾液がもっとも多く分泌される時間帯

 

 

さきほど、唾液は一日に1リットル〜1.5リットルも出るとお話ししましたが、一日の中で均等に分泌されているわけではありません。

 

 

以下のグラフをご覧ください。

 

f:id:mama-eiseishi:20170302203337p:plain

 

 

これは一日を通してみたときの「口臭物質の濃度」をあらわしたグラフです。

 

 

口臭の主な原因は口の中の細菌ですので、このグラフは口の中の細菌の数をあらわしたものとも言えるんです。

 

 

まず、起床後の細菌の数がすごいことになっていますね。(これが朝のお口が臭う原因です。。)

 

 

その次が空腹時。

 

 

逆に、細菌の数が少ない時間帯はいつでしょうか。

 

 

はい。朝食後、昼食後、夕食後といった「食後」ですね。

 

 

これがまさに食事の際に分泌された、たくさんの唾液のおかげなんです。

 

 

「唾液は天然の抗菌剤」という言葉を紹介しましたが、食事中に分泌されるたくさんの唾液が、細菌の繁殖を防いでくれているので、口臭の原因物質も少ないのです。

 

 

どうですか?

 

 

唾液のスゴさにだんだん興味が湧いてきませんか? (*^^*)

 

 

唾液を有効活用する方法

 

これだけスゴイはたらきをしてくれている唾液。

 

 

これをうまく活用すれば

  • 虫歯を防ぐ、ことや
  • 口臭を予防する

ことが可能になります。

 

 

では、うまく活用するにはどんな方法があるでしょうか。

 

 

歯科衛生士として、自信をもっておすすめできる方法はガムを噛むことです。

 

 

とにかく、ガムを噛もう

 

唾液の分泌が食事の際にピークをむかえるのは、「モノを噛む=咀嚼(そしゃく)」が唾液の分泌を促すからに他なりません。

 

 

ですが一日の中でダラダラと何回も食事をとることは現実的ではないですよね。

 

 

また食事や甘いもののダラダラ食べは、口の中を酸性に傾ける続けてしまうことからも、まったくおすすめできません。

【関連記事】子どもにいっぱいおやつを与えるおじいちゃんおばあちゃんに困っている親御さんへ

 

 

そこでぜひ活用したいのがガムを噛む事です。

 

 

ガムを噛む事による動きでたくさんの唾液が分泌されますから、これだけで「虫歯予防」と「口臭予防」ができます。

 

 

ただし、どんなガムでもいいわけではありません。

 

 

当然ですが、砂糖がたっぷり入ったガムを噛んでいては、虫歯予防どころか虫歯の原因になってしまいます。

 

 

では具体的にどんなガムがいいのか。

 

 

このブログでも何度もお伝えしていますが、甘味料としてキシリトールを使用しているもの、さらに今は技術がすすみ、初期虫歯を治してしまえるということで特定保健用食品(トクホ)にも認定されたPOs-Ca(ポスカ)がオススメです。

 

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おいしいガムを噛むだけで、唾液の力を活かしながら「虫歯」「口臭」を予防することができることに加え、

 

 

でき始めの初期虫歯であれば修復もできてしまえるスグレモノです。

【関連記事】【衛生士おすすめ】ガム好きじゃなくても噛むべき歯にいいガムは「POs-Ca(ポスカ)」です

 

 

まとめ

 

今回は、普通に生活しているだけではなかなか気が付かないであろう、

 

 

下の前歯は虫歯になりにくい

 

 

という事実や、その理由についてお話ししました。

 

 

これほど効果のある唾液を今よりもっと上手く活用し、ぜひガムを噛みながらおいしく虫歯・口臭予防を実践してみてくださいね☆

 

 

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