こんにちは。ナカタ コマチです。
わたしは歯科衛生士をしていますので、いわゆるデスクワークをしている方のように一日中パソコンを使って目を酷使する、ということはないのですが
定期的にブログを書くようになり、みなさんが言う
「目の奥が痛い」
「首から肩にかけてガチガチに凝っていてツライ」
という症状が、とても理解できるようになりました… (T_T)
なまじこれまで感じてこなかった症状なだけに「このつらさ、絶対になんとかしたい!」という強い気持ちをもって、いろいろな本を読んだり、人から話を聞いたりしてきました。
今回はそんなわたしがいろいろ試して、じっさいに効果のあったおすすめの「目が疲れないコツ」を3つ、紹介したいと思います。
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パソコンの画面を凝視しない
自分が求めている情報を探すとき、自分の中の言葉をキーボードで打ち込んでいるとき…どうしても目を凝らして画面を凝視してしまいますよね。そして姿勢は前のめりに。。。
こうして視野が狭くなってしまうことが、目の疲れの原因になるのです。
ではどうしたらいいのか。
パソコンの画面を見つつ、同時にまわりの空間も見るようにするのです。
(パソコン画面を見ている状態で、視線だけを動かしまわりを見るのがポイントです。)
こうすることで自然と姿勢も良くなり、ふたたびパソコン画面に視線を戻しても、視野が広くなっているのを感じることができると思います。
この「視野が広がっている」状態を体感すると、目の奥の筋肉がゆるんで必要以上の緊張が解けているのに気が付きます。
わたしは、それまでいかに身体を固くして作業していたかをびっくりするくらい実感できました。そして頭もクリアになる感じがします。
そういえば以前会社員として働いていたころ、肩の力がイイ感じで抜けていながらも、すごく仕事のできる先輩がいました。その先輩はパソコンで作業をしていても、だれかが部屋に入ってくると誰より先に気づき対応していたんですよね。
凝視するのではなく、視野を広くもってパソコンを使っていたからこそできた行動だったんだなあなんて、思い出したりしました。
情報を「受けとる」ように見る
なにかを見ようとすると、どうしても食い入るように目を凝らし、その情報を「捉えよう」としてしまうんですよね。
でもそうすると、目の筋肉も緊張しますし姿勢も前かがみになって疲れの原因になります。
そこで、目の使い方の意識を変えてみるのです。
どのように変えるのかというと、外の情報を「捉えよう」とするのではなく、「受け取る」ように見るようにするのです。
これは、自然を見るときなどは無意識にできているのですが、パソコン画面となるとどうしても「捉えよう」とする見方になってしまうんですよね。。
イメージとしては
自分の目がパソコン画面の方に向かっていくのではなく、画面の中の情報が自分の目のほうにやってくるという感じです。
これを意識するだけで、目の力が抜けて楽になるだけでなく、呼吸も深く楽になって体全体がリラックスできます。
トンボの目で見る
これまでの2つの方法では、じっさいの目の動かし方やものの見方についてのコツでしたが、3つ目はちょっと毛色が違います。
どういうことかというと、
自分の後頭部に目があると思って見てみようというものです。
え?? って感じですよね。
でもこれ、けっこう効果的なんです。
やり方としては、後頭部のすこし上あたりに、左右それぞれトンボのような大きな目があるとイメージするのです。
そしてじっさいの「目」ではなく、このトンボの目で世界を見るというイメージを持ちます。
すると、まず視野が広くなるのを感じて、物事を俯瞰で見られるようになります。
パソコン画面を見るときもこのトンボの目をイメージすると、読んだり書いたりといった作業がこれまでよりもスムーズにできるだけでなく、目に疲れが残らないことに驚くかもしれません。
これは、じっさいの目以外の場所に意識を持っていくことで、ほんとうの目を動かす筋肉の緊張が解けることで得られる効果なんです。
まとめ
すべてのコツに共通しているのは、いかにうまく目の緊張をほどくかということです。
わたしたちが「目が疲れる」と感じているのは、眼球そのものが疲れているのではなく、要は目を動かす筋肉が疲れているということなのです。
その筋肉をゆるめてあげる方法が、今回あげた3つのコツです。
自分で意識していなくても、ふと気づくと前のめりでパソコン画面を凝視してしまっている、そんな瞬間がたくさんあると思います。
そんなとき、このコツを思い出し実践し、さらに意識していなくてもできるようにまでぜひ習慣化していただければと思います。
参考文献:
「疲れない身体」をいっきに手に入れる本 目・耳・口・鼻の使い方を変えるだけで身体の芯から楽になる! (講談社+α文庫)
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