白い歯は正義!自宅でホワイトニング

歯科衛生士のスケジュール|一日の流れを紹介します♡

 

 

 

こんにちは。歯科衛生士のナカタ コマチです。

 

 

先日テレビを見ていたら女子学生が将来の夢として歯科衛生士をあげていました。

 

 

なにかのアンケートでは就きたい職業のひとつに歯科衛生士がランクインしていたりもするそうです。

 

 

おそらく10年前ぐらい前だと、そんな回答がでてくることってほとんどなかったように感じます。

 

 

この十数年で、女性の働き方が多様になったことや、歯の重要性への理解がすすみ歯科医院が増えていること(これは良い面、悪い面がありますが…)、

【関連記事】歯科衛生士になりたい人へ。歯科衛生士ってこんなお仕事です

 

 

それに対して、相対的に歯科衛生士の数が少ないことで、ますます歯科衛生士にとっての好条件が整いつつあることも追い風になっているのかもしれません。

 

 

じっさい、わたしも2人の子どもを産んで数年のブランクの後に仕事復帰しましたが、どこの歯科医院も衛生士が足りていない現状があり、勤務日数や勤務時間については、かなりこちらの希望を受け入れていただける状態でした。

 

 

基本的な技術をしっかり身につけておけば、女性として、人生長きにわたって活躍できる職業だとおもいます。

 

 

今回はそんな歯科衛生士(わたし)のある一日の流れを紹介してみますね☆

 

 

スポンサーリンク

 

 

歯科衛生士のある一日

 

 

8時20分 

 

【出勤】

白衣に着替え、髪の毛をひとつにまとめます

(髪を下ろしていると仕事中にじゃまになったり、患者さんの口から飛ぶ水などで不潔になったりしますので。)

 

 

そして白湯(さゆ)を飲みます。

じつは、歯科衛生士の仕事って、仕事の合間に水を飲むといったタイミングがほとんどないのです。

 

 

のどが渇いて水分が不足すると血流が悪くなったりしますし、また乾燥や口臭の原因になるので気を使っています。 

 

 

歯科衛生士の血流対策についてはこちらの記事をどうぞ (^^)

歯科衛生士のわたしが白衣の下に着てるもの【SKINSスキンズ】

 

口臭についてはこちらにくわしく書きました。

【気づいてますか?】朝食を食べてない日のあなたの口は、臭っています。

 

 

8時30分

 

【院内のおそうじ】

診察室のふき掃除を中心に、トイレを清潔にしておくこともたいせつなお仕事です。

 

 

【器具や消毒液の準備】

機械やチェアーが壊れていたりしないか、チェックします。

 

 

【午前中に来院される患者さんをチェック】

診察が始まるとつぎつぎに患者さんが来られますので、朝の段階でおおまかに予約の患者さんの情報を頭に入れておきます。

 

また、その患者さんに必要な技工物(インレー、人口歯、入れ歯)が技工所から届いているかもチェックします。

 

これらの一連のチェックはスタッフ全員でおこなう医院も多いです。

 

 

【ストレッチ】

かるくですが、わたしは朝のストレッチを習慣にしています。

身体を伸ばすことはもちろん、やっぱり仕事の前はすこし緊張しますのでリラックスのためにもたいせつな儀式となっています (^^)

 

 

9時 

 

【診療開始】

来院された患者さんをチェアーに案内し、エプロンをつけます。

あわせて、うがい用の紙コップやバキュームを準備します。

 

 

【治療】

治療中は、必要な薬剤や器具を先生が使いやすいように手渡します。

また適宜、口の中を見やすいようにライトの位置を調整したり、バキューム(歯を削っているあいだにでる水や唾液を吸い取る)を行います。

 

 

【治療終了】

患者さんに「おつかれさまでした。どうぞお大事に☆」と声をかけながらエプロンをはずしお見送りします。

 

 

【器具・薬剤の片付け、消毒、手洗い】

を行い、次の患者さんの準備をします。 

 

 

基本的には、ここまでの流れをこの後も繰り返します。

 

 

これ以外の仕事としては、

歯みがき指導歯石取り(スケーリング)、レントゲンの準備歯の型取りPMTC(プロフェッショナルクリーニングです。くわしくはこちら) 、カルテの記入器具の減菌などなど…を随時おこなっています。

 

 

また、歯科医院によっては「受付」や「電話応対」などを行うところもあります。

 

 

12時30分

 

【午前中の診療終了】

片付けを行います。

 

 

13時

 

【休憩】

スタッフとおしゃべりしながら昼食をとります。

 

 

よくお昼休みなどに制服姿でお弁当を買っている看護師さんや衛生士を見かけることがあると思いますが、

 

 

お昼休み中でも患者さんからの予約・キャンセルの電話があるかもしれないので、基本的には院内の休憩所でお昼をとることが多いです。

 

 

また、歯科医院はスタッフが20人以上いる大きな医院や、3〜4人でやっている医院まで様々です。

 

 

いずれにしても、スタッフとの連携がたいせつな仕事であることに違いはありません。

 

 

人間関係がとても重要ですので、じつは同じ「歯科衛生士のしごと」であってもその医院やスタッフとの相性で、仕事のたのしさは全然ちがってくるのです (^^)

 

 

相性」の重要性を実感した経験はこちらの記事に書いています。

歯科衛生士としてはたらく上でいちばん大切なこと。

 

 

14時

 

【午後の診療準備】

午後の患者さんを頭に入れ、器具をチェックしたり…

午前中の準備と同様に診療開始にむけて準備をします。

 

 

14時30分

 

【午後の診療開始】

 内容は午前中と同じです。

 

 

19時

 

【診療終了】

診療の終了時間は医院によって異なりますが、最近の傾向として、会社帰りの会社員の方等にも来ていただきやすいように19時20時まで診療をする医院が増えています。

 

 

【片付け】

使った器具の片付けをはじめ、洗い物、器具減菌、待合いスペースやトイレの掃除をしたり、診療室内に掃除機をかけたりもします。

院内を清潔に保つために細かなところもキレイにします。

 

 

【着替え・帰宅】

 

 

まとめ

 

歯科衛生士の仕事は基本的に「立ち仕事」だといえます。

 

 

記事の中でもふれたとおり、診療中は水分補給やトイレに行く時間もあまりなかったりします。

 

 

ですが、このあたりについては慣れてくると自分なりの方法で対処できるようになってくるでしょう。 

 

 

歯科衛生士の専門学校時代は、覚えることもやることもいっぱいでとても大変でしたが、いま歯科医院で働いて感じることは「あのときがんばっていて本当によかった」という気持ちです。

 

 

医師ではありませんが、先生のフォローをしつつ、専門士として患者さんの口の中に触れて処置することができる歯科衛生士はほんとうにやりがいのある仕事だと感じます。

 

 

もしこれから歯科衛生士の道をお考えの方がいれば、結婚・出産を経ても長く活躍できるこの職業はやりがいもある仕事だとおすすめしたいと思います。

 

 

【あわせてこんな記事も書いてます。よかったらどうぞ】

 

www.mama-eiseishi.com

www.mama-eiseishi.com