知ってます？「歯が抜ける夢」が意味するもの。

こんにちは。歯科衛生士のナカタコマチです。

わたしはかつて歯科衛生士の専門学校へ通っていたころ、「歯が抜ける夢」をよく見ていました。

当時は授業で「歯の大切さ」や「虫歯・歯周病のおそろしさ」などを勉強していた関係もあって

「やっぱり歯のことばっかり考えているから、夢にまででてくるんだなぁ」

なんてのんきに考えていたのですが、

友人にその話をしたところ、歯が抜ける夢は凶夢（きょうむ）といって、あまり良くない状態をあらわしてるんだよ、と教えられショックを受けたことがあります ^^;

今回はそんな歯が抜ける夢が意味するものについて書いてみたいと思います。

歯が抜ける夢が意味するもの

まず先ほどもお話したとおり、歯が抜ける夢は基本的に凶夢（良くない夢）だといわれています。

歯（口）は、身体に栄養を送り込む際の入口でもありますので、夢占い的にはその人のもつ生きる力や魅力をあらわしているということなんですね。

ですが一言に「歯が抜ける」といっても

などで意味がかわってくるんです。

ということで、それぞれの場合に分けて具体的に説明してみたいと思います。

前歯はその名のとおり口の一番前にあることから、その人自身の「顔」や「意欲」をあらわしていると言われています。

そしてその前歯が抜けるということは、自分の立場が弱くなっていたり、発言力に陰りがでてきているということを示しています。

覚えておきたいのは、実際に現実がそうなっているかいないかにかかわらず、そういった自分の立場や発言力の弱まりに不安や心配感をもっている状態であるということです。

奥歯はものを噛むにあたって要（かなめ）になる歯です。

その奥歯がぬけるということは、その人自身の要となるもの（家族、友だち、家）を失うかもしれないという不安・心配があることを示しています。

どうですか？　思い当たるフシはありませんか。

これは環境や立場がガラッとかわることを意味する夢です。

ですので必ずしも悪い意味だけでなく、心機一転あらたな段階に入る前兆であったりもするようです。

ここまで、歯が抜ける夢は基本的に凶夢であるとお話してきましたが、例外があります。

それは抜けた歯が虫歯の歯だった場合です。

夢の中での虫歯というのは、その人自身のストレスや問題事をあらわしていますので、虫歯が抜けた夢というのは、その解決を意味します。

わたし自身、ぜひ見たい夢のひとつです (*^^*)

歯が欠ける夢というのは、先ほどまでの「歯が抜ける夢」と違い、じっさいの心身の不調をあらわしていると言われています。

心配事や不安といった、頭のなかでこしらえた漠然としたものでなく、たとえば身体であればどこかに問題があったり、精神であれば実際にあることで悩まされていることがあるといったことです。

できるかぎり行動を起こし、問題の種を断ち切る行動に出ることがのぞましい状態ですね。

歯が折れる夢は、その人がなんらかの損失を被る可能性があることを暗示していることが多いようです。

また、目標にしていたことが頓挫してしまう可能性も示唆しているようで、これまでの夢にこだわり続けず、柔軟に方向転換をする時期を迎えているとも言えます。

もちろん、夢は夢でしかありませんし、すべてコレにあてはまるなんてこともないだとうと思います。

ですがわたし自身は、占いにしても何にしても「今の自分を冷静に見つめる」いい機会だと思って利用することにしています。

すべての悪循環の発端は「驕り」であったり「慢心」からくると実感しているからです。

日々暮らしていると、知らず知らずのうちにすべてがルーティン化し、分かった気になって流して生きてしまいがちです。。

そんなときにふと立ち止まり、軌道修正をするためのひとつの手段として、夢を利用するのも悪くはないのではないでしょうか？

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