こんにちは。歯科衛生士のナカタ コマチです。
このブログでは、
- 歯に関して役に立つ情報
- おすすめの口腔ケア用品
- 歯科衛生士としてのわたしのあれやこれや
- 読んだ本の感想
などなどを、カテゴリー別に記事にしています (*^^*)
ですが記事数も多くなり、ありがたいことに初めて訪れていただく方も増えてきた中で、
「虫歯・歯周病にならないために、まず最初に読むべき記事を教えてほしい」
という声をいただくことが多くなりました。
そこで、
「自分の歯をたいせつにしたい!」
「でも、どんな道具を使えばいいんだろう?」
「おすすめの口腔ケアグッズ(歯ブラシ、フロス、ガムなど)は?」
といったことをお知りになりたい方に対して、まず読んでいただきたいオススメの記事をまとめてみましたのでぜひ参考にしてください。
……あ、そのまえに。
そもそも「ナカタ コマチってどんなひと?」という方へ、かんたんなプロフィールを書いていますので、ご興味のある方はご覧いただければとおもいます (^^)
「歯をキレイにする」とは?
ふだん歯科医院で働いていて一番強く感じることは、
歯をキレイにする = 歯ブラシで歯みがきをする
ことだと思っている方がとっても多い!ということです。
ですが、これは歯科関係者であれば常識ですので自信をもって断言してしまいますが、歯ブラシによるケアだけでは将来に渡って健康な歯を維持することは難しいです。
以下の図からもわかるとおり
デンタルフロス/歯間ブラシの使い方|お役立ち情報|サンスターより
歯ブラシによるブラッシングだけでは歯垢(プラーク)は全体の6割程度しか落とせないんです。
どんなに時間をかけて念入りに磨いても、こんなものです。
大前提として覚えておいていただきたいことは
歯みがきの目的は、食事をしたあとに歯につまった「食べかすを取ること」ではなく「歯垢を取り除くこと」だということです。
この考え方が、口腔ケアすべての基本となります。
(この考え方の根拠となる記事については以下で紹介します。)
たくさん磨けばいいわけじゃない
これは地味ですが大切な考え方です。
歯や口臭に対する意識が高まってくるにつれ、1日3回、食べたらすぐに歯をみがくという考えに囚われてしまっている方が多いのですが、これは必ずしも正しくはありません。
歯をゴシゴシ磨いては逆効果ですし、さらには1日3回磨かなくても歯はじゅうぶんキレイに保てます。
このあたりの考え方については、以下の記事でまとめています。
それでは、これらの基本を理解していただいたうえで、具体的な記事を紹介させていただきますね。
歯を大切にしたい方にまず読んでいただきたい記事
歯みがきに対する考え方
先ほどもお話ししましたが、歯みがきの目的は、食事をしたあとに歯につまった「食べかすを取ること」ではなく「歯垢を取り除くこと」です。
この考え方は、これまで漠然と歯を磨いていた方にとってはけっこうショッキングで、これについてまとめた記事にも多くの反響がありました。
時代がすすみ、いろいろなことが科学的に明らかになっていくのに合わせて、古い常識や習慣を見直すことがいかに大事かということをわかっていただけたら思います。
おすすめの歯みがきグッズ編
歯科衛生士として働いていると、「ほんとうにいい道具を使うことの重要性」を感じる機会がとても多いです。
(「毎日、ちゃんと歯みがきしてるんですけど…」といいながら虫歯の治療にこられる患者さんが後を絶ちません。。)
道具といっても「歯ブラシ」だけの話ではありません。
「ワンタフトブラシ」「フロス」「歯間ブラシ」など、これらの道具を使うことはもちろん、さらに「本当にいいモノ」を使うことが大切です。
これらの道具で本当にいいものについて、以下の記事でまとめています。
【歯ブラシ】
【ワンタフトブラシ】
【フロス】
【歯間ブラシ】
【歯みがき粉】
【電動歯ブラシ】
これらの記事でおすすめしている道具を、一度でいいのでぜひ使ってみてください!
すべて、現役の歯科衛生士がじっさいに毎日の自宅ケアで使っている道具ばかりで、続けていただければ効果がハッキリわかる、優れた商品たちです。
歯を健康に保つかんたんな習慣
優れた道具をつかうことに加え、あとひとつ、この習慣をあなたの暮らしに加えてください。
歯にいいガムを噛む習慣をつけるということです。
おすすめのガムについては以下の記事でくわしく書いています。
さいごに
はじめてこのブログに訪れていただいた方や、最近このブログを知ってくださった方に、まずは読んでいただきたい基本的な記事をまとめてみました。
これらの記事を読んでいただきながら、これまでなんとなーくやっていた歯みがきの方法や、使っていた道具についてあらためて振り返っていただき、
これは!と思った習慣や道具があれば、少しずつでいいので試してみていただければと思います。
きっと、
「あ、なんか今までと違う」
「ちょっといいかも」
と、小さな変化を感じていただけると思います。
そんな小さな変化を感じることができれば、あとは自然と口腔ケアに対する興味がわいてきて、あなたの歯、口の中の環境はどんどんよくなっていくこと請け合いです (*^^*)
そして、「歯についてもっと知ってみたい」「さらに白くてキレイな歯を手に入れたい」といった希望がでてきたら、またこのブログに戻ってきていただきその他の記事も読んでいただければうれしいなぁ、と思います☆
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