こんにちは。歯科衛生士のナカタ コマチです。
こちらのプロフィールにも書いているとおり、わたしは大阪で生まれ、育ちました。
なのですが、25歳のときに歯科衛生士の専門学校へ通うようになるまで、この神社の存在を知りませんでした。
その名も「歯神社」です (^^)
(読み方も「は じんじゃ」でいいそうです。)
大阪の梅田という中心地にある神社で、赤い観覧車でおなじみの「HEP FIVE」から歩いて数分という絶好のロケーションなのですが
わたしは生まれて25年の間、まったく気が付きませんでした… ^^;
まぁ、それもそのはず、神社と言っても立派な境内があるわけでもなく、道沿いにただポツンと存在しているだけで
お世辞にも、ご利益がありそうな神社とは言えない佇まいなんです。
こんなかんじで。。
平日の朝の出勤時間などは、 仕事へ急ぐビジネスパーソンに目もくれられず、静か〜に控えめに存在しています。
ただ、こんなしとやかな歯神社ですが、こんないわれがあるそうです。
今から数百年前に、ここの梅田一帯が大洪水に見舞われて、あわや水没してしまうかという危機の際、
この歯神社の本殿地中にある御神体(大きな石です)が、流れくる水を歯止めし、梅田を水没から救った。
こうして歯止めの神様として慕われるうち、歯止めの語呂が転じて「歯痛止め」にご利益があるお社といわれ、いつの頃からか「歯神社」と呼ばれるようになった。
たしかに、誰の目から見ても明らかな功績や「活躍」をしたのではなく、梅田という町を水害から「守った」という
わかる人にはわかるけど、わからない人にはわからない
という、影の立役者的な立ち位置は、今の歯神社の佇まいにしっくりくるなぁなんて、個人的には好ましく思います。
ご利益
先ほどは「ご利益がありそうな神社とは言えない…」なんて言いましたが ^^;
歯神社には、以下の5つのご利益があり
- 歯痛鎮静
- 健歯護持
- 歯業成就
- 歯止祈願
- 商売繁盛
神社の本殿手前にちょこんと置かれた、その名も「なで石」と言われる丸い石をなでることで、歯の痛みが和らぐとして有名です。
(歯科衛生士としては、歯が痛むときはまずは歯医者へ!とアドバイスしたいところですがモニョモニョ……)
ゴールデンウィークや年末年始など、歯科医院がお休みのときはぜひなでてみてはいかがでしょうか (^^)
歯みがきは己の心磨き
わたし自身も歯科衛生士の専門学校に入学して、この神社の存在を知ったように
現在でも、歯神社は歯に悩む方だけでなく
- 歯科医、歯科技工士・衛生士などの歯の医療に関わる方々
- 歯科医師を目指す学生さん
- 歯ブラシ・歯磨き粉・歯に関するガム・入れ歯など歯に関わりのあるお仕事をされる方々
の参拝が絶えずあり、「歯磨きは己の心磨き」の心と共に、歯の大神さまとして慕われています。
歯ブラシがもらえるお祭りも!
毎年、歯の健康週間が始まる6月4日には「歯ブラシ感謝祭」として、神事の後、古くなった歯ブラシを神様にお返しし、新しい歯ブラシを頂く歯ブラシ授与の行事があります。
そこでは歯ブラシの無料授与などもやっていますので、ご興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね☆
くわしい場所やアクセス方法などは、歯神社のホームページをご覧いただければと思います。
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