白い歯は正義!自宅でホワイトニング

歯周病の検査で出血する?痛みは?検査方法や費用について説明します

 

 

こんにちは。歯科衛生士のナカタ コマチです。

 

 

定期検診や初診でいらっしゃる患者さんには、その時点での歯や歯ぐきの状態を調べるため、「歯周病の検査」を行うことが一般的です。

 

 

ですが、この「歯周病の検査」、苦手だという患者さんがとても多いんです。

 

 

苦手な理由トップ2は、ズバリ以下のとおりです。

 

  1. 痛い!
  2. 血が出る! 

 

とてもわかりやすいですが、受ける側にしてみれば当然の話ですよね。

 

 

痛くて、血が出る検査が好きだという人はいないと思います。

 

 

じっさい血が出るかどうかは、その方の歯(特に歯ぐき)の状態によるのですが、「チクッ」とした痛みは多くの方が感じるものかもしれません。

 

 

ですが、その痛みの源というのは、「痛みそのもの」よりもむしろ、何をされているのかわからない、という「恐れ・恐怖」からくるメンタルな要因であることが多いように感じます。

 

 

そこでその恐怖の元を解消するため、今回は、

 

 

歯周病の検査っていったい何をやってるの?

 

 

という疑問にお答えすることに加え、「どれくらいの費用がかかるのか」などについてもお話しできればと思います。

 

 

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歯周病の検査方法

 

 

歯周病かどうかを検査する方法は、おおきく分けて以下の3つがあります。

 

 

歯周ポケット検査 

 

その名のとおり、歯周ポケットの深さを調べる検査です。

 

 

歯周ポケットの深さを調べるために、プローブという道具を使って「歯」と「歯ぐき」の間の長さを測ります。

 

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プローブというのは、上のイラストで黄色と銀色のしましま模様がついている、細い棒のようなもののことです。

 

 

プローブを歯と歯茎の間に挿入することで、さまざまなことが分かるのです。

 

 

歯周ポケット検査からわかること

 

1.歯周ポケットの深さ

 

 深さによる歯ぐきの状態の目安は以下のとおりです。

 

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2.出血の有無の検査 

 

 出血があれば、歯ぐきに炎症があることがわかります。

 

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3.歯石や歯の根っこの異常の検査 

 

 プローブを挿入した時の「感触」で、歯石の有無などがわかったりするんです。

 

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歯の動揺度検査

 

 

これはとても原始的といえば原始的な検査方法なのですが、

 

 

調べたい歯をピンセットなどではさんで動かし、その動きの具合によって歯周病の進行度合いを計ることができるんです。

 

 

健康な歯であれば、若干動く程度ですが、歯周病がすすんでくると「上下・左右・前後」と、明らかな動揺がみられます。

 

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X線による検査

 

これはなんとなくイメージがつくかと思いますが、X線で検査をすることで、直接目で見えない部分についても調べることができます。

 

 

歯を支えている「骨」が退縮(下がって)していると、歯周病がすすんでいると判断します。

 

 

健康な歯ぐきは以下のとおりで、しっかりと骨が歯を支えていますが

 

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重度の歯周病になってしまうと、以下のように歯を支える骨が溶けて下にさがり、歯がグラグラ(=動揺)してしまいます。

 

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歯周病検査の費用 

 

 

上にあげたような歯周病の検査費用は、基本的に保険が適用されますので、極端に高額になったりはしないので安心してください。

 

 

おおむね2,000円〜3,000円程度になると思います。

 

 

ただし、基本的な検査をする中で明らかに歯周病であるとわかった場合に、「細菌検査」を行うことがあります。

 

 

歯周病とは、細菌が感染することによっておこる病気ですので、歯周病を発症している場合には、口腔内から歯周病菌が検出されます。

 

 

その数や種類を判別するために「細菌検査」を行うことがあり、この検査には保険が効きませんので注意が必要です。

 

 

とはいえ、この場合には先生からなんらかの説明があると思いますので、よく聞いていただいた上で判断していただければいいと思います。

 

 

まとめ

 

冒頭でもお話ししましたが、「歯周病の検査」は苦手な患者さんが多いです。。

 

 

たしかに「チクッ」としたり、歯ぐきの状態が不健康であればわずかな出血も伴ったりするので、あまり心地の良い検査ではないと思います。

 

 

ただ、一つ言えることは

 

 

歯や歯ぐきが健康であれば、それほど苦痛な検査ではない

 

 

ということです。

 

 

日々のケアを丁寧に行っていれば、歯周ポケットも浅いですから出血もしませんし、「あれ、もう終わったの?」という感じです ^^;

 

 

検査等で後手後手にまわってしまう前に、日常のケアで歯や歯ぐきを健康に保っておきましょう。

 

 

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