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こんにちは。歯科衛生士のナカタ コマチです。
わたしたち歯科衛生士にとっては、間違いなく「あるある」な行動なのですが、
街で歩いていて目についた人や、テレビで見る芸能人・タレント、果てはスポーツ選手に至るまで あらゆる方の「歯」に目がいってしまうという習性があります ^^;
虫歯や歯周病の有無だけでなく、歯並びや差し歯などの状況などから
その方のこれまでの生活から、これからの将来に至るまで、想像を巡らすことができるのです。
とくにわたくしナカタ コマチは、歯科衛生士という生き方が普段の生活にもかなり影響を及ぼしていまして
もう無意識的に、あらゆる方の歯をチェック(トゥースチェック)してしまう癖がついてしまいました (*^^*)
そしてそれが高じて、その方の歯の状態から様々なことを類推することができるようになったんです。
目次
「歯」はその人をあらわす鏡です
「歯」というのは、その人の見た目に大きな影響を与えるのはもちろんですが、それだけでなく、
- その方の人生に対する考え方
- 日常生活のていねいさ
- 審美的な自意識
- 育ってきた家庭環境
などなど、もちろん100パーセントではありませんが、ある程度の予測がつくほど、その人自身をあらわすものでもあるんです。
目は口ほどにものを言う、なんて言葉がありますが、わたしにとっては
「歯」は口ほどにものを言う
の方がしっくりくる表現だったりします(^^)
具体的にやってみます
漠然とお話ししていてもイメージがつきにくいと思いますので 実際に、わたしが脳内でどんなことをやっているのか、少し具体的に紹介してみますね。
多くの方にイメージしてもらいやすいよう、いま勢いのある芸能人の方でやってみます。
最近多くテレビで見かける、とってもかわいくて、わたしも大好きな女優の吉岡里帆さんです。
吉岡里帆さんの歯並びを「トゥースチェック」
吉岡里帆さん。とってもかわいいですよね!
って、そうではありません!
歯の「トゥースチェック」をするのでした。
歯科衛生士がテレビなどで芸能人の方を見た際に、まず目がいくのは
- 歯並びを矯正しているか
- 差し歯ではないか
という点です。
吉岡里帆さんは歯の矯正をしているか
写真やテレビを見る限り、歯列矯正の治療はしていないとおもいます。
というのも、吉岡さんの歯並びは全体的に少し内側に向いて歯が生えるタイプの並びで、
歯列矯正をしたのであれば、あえてこの形に矯正することはないからです。
ネットなどでは、「吉岡里帆さんは歯並びが悪い」といった見方をしている方もいるようですが、そんなことはありません。
多くの芸能人の方は見た目を意識して、歯列の矯正を行う方が多いですが、
吉岡里帆さんは、矯正をせずにこの歯列というのは、むしろ「歯並びはいい」方だと言うことができると思います。
歯並びは「キレイ」ならいいのか
そして、ココがけっこうな肝心なポイントなのですが
じつはこの吉岡さんのような歯並びタイプの女性というのは、「可愛く見える」という特徴があります。
歯列矯正をすると、いわゆる一般的に「歯並びがいい」という形にすることはできますが、それがイコール、「まわりから愛される」「可愛く見える」状態かと言うと、必ずしもそうではないのです。
そういった意味では、吉岡さんの歯並びは、今の吉岡さんの「愛され度」に大きな貢献をしていると言えるとわたしは思っています。
吉岡里帆さんは「差し歯」をしているか
差し歯についても、じつは多くの芸能人の方がやっているというのが現状です。
その理由としては
- 歯並びがよくない
- 歯が着色していて白さが足りない
- 虫歯の治療をしたことで、黒ずんでいる
などがあります。
たとえば、一般人であればまったく気にならない程度の歯の着色であっても、テレビや雑誌にうつると、どうしても気になってしまうということもあって
芸能人の方の差し歯率というのは驚くほど高いのが現状です。
芸能人の差し歯率は非常に高い
そんな中、テレビや雑誌を見る限り、吉岡里帆さんは差し歯もしていないと判断できます。
多くの女優さんが、差し歯をすることで画面にうつるに足るクオリティを維持していることを考えると
差し歯をせずにいれる吉岡さんは、小さい頃から歯のケアを丁寧におこなってきたのだろうな、と想像することもできて、歯科衛生士的には勝手に好感をもってしまいます(*^^*)
「歯」を見れば家庭環境もわかる?
そして「歯」は、その方の家庭環境を、ある程度であれば類推できてしまうという一面もあります。
事実、口腔ケアの先進国であるアメリカをはじめとした欧米各国では 歯並びが悪いまま大人になっている方に対して、暗黙のうちに一種の「判断」がなされます。
歯並びを直すこともできない家庭環境に育った、という判断ですね。
そのため、一定以上の経済状況にある家庭では、子供の歯の矯正治療が非常に一般的に行われています。
将来のあらゆる場面で、「歯」によって判断されることがあることを十分認識しているからです。
この状況がいいとか悪いということではなく、 「そういう事実がたしかにある」ということです。
日本でも「歯並び」がその人の判断材料になる可能性がある
欧米各国の流れもあり、日本でもしだいに「歯並び」に対する意識が高まっている現状がありますので
お子様をおもちの方は、こういう事実も頭の片隅においておかれると、将来のお子様のためにも役立つかもしれません。
吉岡里帆さんのトゥースチェックまとめ
吉岡里帆さんについては、テレビや雑誌の写真から判断する限り
- 歯列矯正は行っておらず
- 差し歯もしていない
と判断することができます。
それでいながら、「清潔感」や可愛らしさを感じさせる「歯の白さ」を維持されていることから
今はもちろん、小さな頃から、ご両親が丁寧に歯磨きの指導を行ってきたのかな、といった育ちの良さも伺うことができます。
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こんなふうに、歯科衛生士は(ここまで掘り下げているのは、わたしだけかもしれませんが^ ^)
テレビや雑誌を見ては、意識的にも無意識的にもその方の「歯」からいろんなことを類推しているのです。
こんな情報をとおして、みなさんにも「歯」の大切さを改めて感じていただけたらうれしいなと思います。
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