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こんにちは。歯科衛生士のナカタ コマチです。
恥ずかしながら、我が家が「歯ブラシスタンド」の重要性に気づいたのは
ふたりの子どもがそれぞれ6歳、3歳になったころのことでした。
薄々気になってはいたのですが、朝、いつものように洗面所で顔を洗おうと、顔を洗面台に近づけたところ
ツーーーン。。。
という、なんとも言えないニオイが漂ってきたのです。
酸っぱいとも違う、いわゆる腐敗臭というのともちょっと違う、とにかく独特なニオイ。
結論から言えば、その正体こそ、
- 歯みがき後、適当にすすいだだけの複数の歯ブラシが
- 雑菌を移し合い、
- 繁殖して発するニオイ
だったのです。
目次
使った歯ブラシ、コップで保管していませんか?
あなたは、普段歯ブラシをどんなふうに保管していますか?
かつての我が家がそうだったのですが、
こんな感じじゃありませんか??
もう自分のことは棚に上げて言ってしまいますが、
これは、最悪の保管方法です。
歯ブラシは雑菌だらけ
当然といえば当然ですが、
「歯」や「歯の隙間」についた歯垢(プラーク)を落としたあとの歯ブラシというのは
それはそれは、雑菌だらけです。
というのも、そもそも歯垢(プラーク)というのは、イコール「菌」なんですよ。
よく、歯垢というのは、ものを食べたあとに残った「食べかす」だと勘違いしている方もいらっしゃるのですが
それは間違いです。
歯垢(プラーク)は、「菌のかたまり」なんです。
まずはこの事実を、理解していただきたいと思います。
歯みがき後の歯ブラシのベストな保管方法
では、そんな「菌のかたまり」が付着した歯ブラシ。
これをどうやって保管すればいいのか、大事なポイントはたったの2つです。
そのふたつについて、くわしくお話しますね。
1.使用後の歯ブラシを流水でよく洗う
まずはこれが基本です。
意外と、サッと水で流して終わりにしてしまう方が多いので
意識してよく指でブラシの先をすすいでください。
逆に、意識のとても高い方の中には「除菌器・除菌スタンド」を使っている方もいるかもしれませんが
お金とスペースに余裕のある方以外は、ここまでする必要はないと思います。
たしかに効果を考えると「いいモノ」ではあるとは思いますが
実際、わたしがこれまで働いてきた歯科医院の先生(6人くらい)の中でも
個人的に使う歯ブラシで、除菌器を使っているという先生は1人しかいませんでした。
ですので、まずは「流水でよく洗う」。
これを実践してください。
2.よく乾燥させる
ふたつ目のポイントは、「よく乾燥させる」です。
これも「流水でよく洗う」と同様、
一見地味ですが、非常に、非常に大事なポイントになります。
そしてこの「乾燥」を阻む要因として、はじめにお話した、
「複数の歯ブラシをコップで保管する」という落とし穴があるのです。
歯ブラシが触れ合うと、雑菌を移し合って不潔になる
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同じコップで複数の歯ブラシを保管することで
- ブラシが乾燥する前に、歯ブラシがふれあい
- 菌を移し合ってしまう
という状態が起こります。
これは、歯ブラシが触れないようにどんなに気をつけていても
ふとしたタイミングで起こってしまうんですよね。
「いつのまにか、触れてしまう」んです。
なので、コップでの複数歯ブラシの保管は、絶対にやめてください。
「歯ブラシスタンド」を使ってください
もう使われている方も多いかもしれませんが、
歯ブラシの清潔な保管には、歯ブラシスタンドは必須です。
もちろん、さきほど紹介した「除菌器・除菌スタンド」は歯ブラシスタンドとしても有効ですが
いかんせん、価格がそれなりにしてしまいます。
そこで、我が家でも使っていて
- 家計にも優しく
- 歯ブラシを清潔に保てる
おすすめの歯ブラシスタンドを紹介しておきますね(*^^*)
おすすめの「歯ブラシスタンド」
我が家でこの歯ブラシスタンドを使っている理由は、
さきほどお伝えしたように
- 家計にも優しく
- 歯ブラシを清潔に保てる
ことは当然として、それに加えて
- 「歯間ブラシ」も一緒に保管できるから
というのが大きな理由です。
作りはとてもシンプルですが、それゆえに汎用性があり
要するに、とても使い勝手がいいんです(*^^*)
ねじねじ構造になっているので、水もよく切れてとても清潔ですし
手前に「歯間ブラシ用スペース」もついてます。
歯間ブラシを使っている方はつよく共感していただけると思いますが、
歯間ブラシって保管方法にとまどうんですよね。。。
この「歯間ブラシ」というシロモノは、効果抜群なだけに
一度使うと手放せなくなる道具なのですが、
いかんせん、保管方法にとまどうんです。(2回目)
そのとまどいが、この歯ブラシスタンドを使うだけで解決するんです!
もちろん、歯間ブラシを使わない方にもおすすめ
じゃあ、歯間ブラシを使っていない方にはどうなのか
という点ですが、こちらも、もちろんおすすめです。
何度も繰り返しますが、
歯ブラシの保管にあたっては
- 乾燥させる
- 雑菌の移し合いをしない
のが重要ですが、
この歯ブラシスタンドはその2つを高い次元で実現してくれるからです。
歯ブラシスタンドの中には、おしゃれでスタイリッシュなものもありますが
結局、したたる水滴が底にたまり、あの「ヌルヌル」の掃除を余儀なくされるものも多いです。
歯ブラシスタンドは
- シンプルな形状で
- 水滴がたまらない
ものが正義です。
これまで、なにげなく使用後の歯ブラシをコップで保管していたあなたは
ぜひ、「歯ブラシスタンドのある暮らし」をスタートさせてみてくださいね。
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